毎日日記

日記。私しかわからない。あとお題。

20241009

 3時前に少し起きた。今度はスマートバンドに仮眠と表示されていなかった。3時間ほど寝たがあまりすっきりせず、とりあえずキッチンに行って湯を沸かし、カップラーメンを食べた。安い家系と書かれたカップラーメンであった。私の舌はずいぶんと馬鹿なようで、パッケージを眺めながら食べると確かに家系のような気がした。まだ腹が空いていたので追加でそうめんを二把茹でて、納豆と絹豆腐と卵と塩と味の素を先に混ぜ、ターメリック多め、クミンとコリアンダーとレッドペッパーと、ケチャップとサラダ油を投入して混ぜた。

 スパイスカレー納豆そうめんは最高に美味かった。塩味、油、何よりケチャップを投入したのが決め手になった。正直食べていてケチャップの味は全くしないが、スパイスカレーを作っていた身としてはトマト要素が必要だと思ったのだ。ふと、友人からLINEが来たので電話を掛けた。11月2日に予定を開けておいてと言うので何をするのか聞くと、飲みに行くと言う。こういう事をされるとまず、昼はどうするんだという憤りを感じるのだが、一瞬で冷めた。そういえばこれが日常だったなと、懐かしみつつ、誰が効くのか聞いた。旧友の名前が挙がり、私もできれば行くと伝えた。名残惜しく電話を切ると、彼女が起きてきたので、起こしてごめんと言って部屋に戻そうとすると、そうめんが食べたいと言い出した。寝なさいと、続けて言うとトイレに行った。

 それから彼女の部屋で、何度か起き上がって宅建をやろうと試みたものの、彼女が私が布団から出るのを阻止するので、勉強は出来なかった。出来なかったとは思っていない。やりたければ静止を振り切ることも出来たが、それをしなかった。この2連休中に一度も3時間以上連続で睡眠しておらず、このままだと生活習慣に支障が出ると思っていたのだった。どうせならまとめて睡眠に時間を消費したい。

 次に起床したのは6時40分頃で、1時間と数十分の仮眠とスマートバンドに記載されていた。何か食うか、先程食べたし、床に転がっている飲みかけのCCレモンを飲み、とりあえず日記を書いた。先日の温泉の食事処で日記を書こうと試みたがキーボードの不調で書けなかった。今はパソコンで書いている。

 なんだかんだ言って宅建から気持ちが離れている時間が多い。何より、自分がこの勉強法で良いのだろうかと迷っている時間が長い。もっと没頭して数日間をドブに捨てる覚悟で勉強が出来ないと駄目だ。7時16分。

 法令を死に物狂いで読んだ。一度読んだ内容をもう一度読むと、一度目で気が付かなかったことや、先延ばしにされていた法令との関連が良く分かる。当然のことだが、ものぐさな私は復習が大嫌いだったので、かえって新鮮に感じる。何がわかり、何が分からないかというのを知らないのは不安で仕方が無い。過去問をやると、絶対に勉強していない内容が出てくるので、社会の理不尽さを感じていた。

 建蔽率容積率の所でふと、宅建試験の5点免除について考えていた。一定の期間実務をしていた人は後半の5問が免除されるというシステムなのだが、この後半の5問というのが曲者で、統計や建築の方法など対処のしようがない問題が多く含まれているのだ。砂礫質は宅地に向いているとか、埋め立て地は低地よりマシとか、比較対象の必要な知識はやめてほしい。試験で出すのもどうかしている。この5点を落としてしまうと残りの45問で36点から38点を目指さなければならず、全体で7割どころか8割は必達の要件になる。高確率で落とす難問も宅建の試験では必ず出てくるので、差し引けば、過去問で出てくるような問題は9割ほど取れていないと合格圏内には入れない。

 五点免除の人は7割も取れれば合格圏内だ。全くどうかしている。家を売る実務をしていたら統計や建築方法について分かるとでも言うのだろうか。ないものをねだっても言い訳を考えても仕方が無いので勉強に戻った。パソコンの左下に出てくるニュースに気を取られて10分ほど浪費した。ニュースを見ていたと言うよりは、淡々と興味のないメディアをブロックしていただけであった。芸能は軒並みブロックする。野球も興味が無い。政治もゴシップ寄りの主題のない見出しは腹が立って仕方が無い。

 気付けば11時30分になっていた。法令は何とか終わった。4時間くらいかかっただろうか。二連休のほとんどを費やした気がする。しかしたったの二日しか費やしていない。二日をドブに捨てる覚悟すらできていないのだから宅建を始める覚悟など出来ているとは言えない。カップラーメンを食べて、そうめんを茹でて食べた。12時ごろからまた勉強を再開した。令和3年12月の過去問の解答解説を読んでいた。

 一向に終わらず、25問に差し掛かったのは14時頃だっただろうか。耐えられず、間違えたところだけを簡単に確認して仮眠を試みた。心拍数を見ると62で何とか過眠は出来そうであった。頭の中に、宅建の事が思い浮かぶのを堪えて寝た。15時から18時30分まで寝て、彼女の電話で目が覚めた。彼女は相当疲れているようで、私も相当疲れていたが、何とか一緒に買い物に行き、鍋の具材を買って、家で料理してあげた。

 19時45分だったので、日記を書いて仮眠をすることにした。2分過ぎてしまった。過去問をやるのが楽しみだ。20時2分。

 日記を書いてから寝ようと試みる事45分、宅建の事で頭がいっぱいで、全く眠れなかった。彼女が風呂から上がって来て、一緒に10分ほど横になってからシャワーを浴びた。シャワーを浴びて風呂を出てからすぐ、隣人から壁を何度か叩かれて、まさかとは思っていたのだが、呼び鈴を連打してきた。何事かとレンズを覗くと隣人が立っていた。

 風呂上りなので下半身をバスタオルで隠しつつ、上は下着を着て応対した。相当怒っているようで、昼間からうるさいと言われた。幸い私より年下の、顔もいかつくない男性だったので威圧感はないのだが、迷惑極まりない。しかも、うるさいという物音は、私が応対するときにドアを開けた時に入った空気で、トイレの音が閉まったりする音がうるさいと言ったのだ。

 面倒くさいので適当に応対した。後ろから母親も覗いていた。結局相手は不動産屋に言うと捨て台詞を吐いて戻っていった。宅建以外の事は何も考えたくないと言うのに、余計な面倒事を増やされて困った。思い当たる節はそこそこある。正直私の方が悪いことは多いだろう。しかしそう易々と受け入れられるわけではない。つい数日前に取った、窓に居座る猫の写真もあるし、彼女は猫アレルギーだし、交渉材料は多いくらいだ。第一深夜に壁を殴打したりベルを連打してくる男性など、私が居なければ通報した方が良い。

 心を落ち着かせて、平常心で出勤した。心のどこかでその隣人が思い浮かんできて、消すことが出来なかった。面倒くさい仕事も2件ほど振られたが、淡々と、適当にこなした。ビルコンは少なくて助かった。