じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

一年と一ヶ月。

労働を始めて1年と1ヶ月が経過し、趣味のブログを作ろうと思い戻ってきたが、以前綴った文章を読んで絶望した。
私は以前のような文章を二度と書くことができない。仕事柄多くの人間と会話する上で、あの頃の卑屈なまでの謙虚さは最早認識できないほど遠いものとなってしまった。
勿論この期間に得たものは多いし、不自由を感じることもなく生活している。しかし、私が重要としていた心理的な障壁は取り戻すことができない。それはつまり、遠慮という謙虚さを共有し合えたかつての生き方は失われ、新たな自分として生きていくことに他ならない。
「良くあろうとしなければならない」という感覚を、失われつつある自分に戒めたい。