毎日日記

日記。私しかわからない。あとお題。

20240919

 いつの間にか指示書を書き始めていた。急ぎ過ぎて、階の清掃の部屋がいつまでたっても数が合わずに焦ったが、結局1時過ぎに清掃指示書を書き終わり、今日の調子が良いのか、先日が忙しすぎたのか分からないが、とにかくいつもと同じくらいの時間に仕事が終わった。

 とりあえず仕事をすべて終えるまでは全力で終わらせて、終わったら日記を書こうと思った。途中で最後のチェックインを担当することになり、海外のお客様で、一言目に割引はないですかと言われたのには腹が立ったが、それ以外は順調に終わった。すべて終えてから相方が大浴場に行っている間に、ホテルのパソコンで日記を書いた。自分のパソコンを準備していたが、相方が仕事をしている時に自分のパソコンをいじっているのもどうかと思い、やっている事は同じだが、ホテルのパソコンを使用した。

 先日の出勤した直後の仕事があまりにも面倒くさくて書くことが多くなり、休憩までかかってしまったのは誤算だった。さっさと推しの子と逃げ上手を視聴して、眠ければ寝るし、宅建を勉強しなければならない。2時42分。

 日記を書いてすぐに推しの子を視聴した。続けて逃げ上手の若君を視聴した。推しの子はかなり衝撃的な回で、一回では腑に落ちそうになかった。彼女と再度見るのが楽しみだ。逃げ上手の若君は、段々とアニメの世界観というのが見えてきた。神力というのを少なくともアニメの中で、理屈っぽく説明されていた。

 3時30分頃にトイレに行くついでに大浴場を開けた。今日は常連の一人が止まっており、朝早くに大浴場に入る人なので開けておく必要がある。4時前に仮眠した。そのまま6時手前まで寝ていた。結局宅建の勉強もせず、フロントに立ってからも時間を持て余してしまって仕様が無かった。以前は何をしていたんだっけと思い返してみても、思い出せない。とりあえず、スニーカーの作り方の続きを調べた。それから、フロントの周りにある、縫製のされているものをひたすら探して見ていた。行き交う人のバッグや服を見つめて、どのように作られているのか、型紙はどんな形なのかを想像した。

 この間、世の中のほとんどの服は人の手によって作られているという動画を見た。ハンドメイドに興味を持った時、身の回りの物からハンドメイドの製品を探そうと思ったのだが、全てが工場で作られているのではないかという錯覚に陥っていた。少なくとも今着ている服や、行き交う人が持っているバッグや服は、少なからず人の手によって作られている。安価なスニーカーでさえ、職業用ミシンで何人もの人間が分業でパーツをつなげていて、まさに町工場という感じであった。

 早番の人に引継ぐ役割だったのだが、あまりにも頭が回っていなかったので、ろくにろれつが回らず、時間が余計にかかってしまった。8時40分頃に退勤した。朝食はめぼしいものが無かったので帰宅して、家でそうめんを茹でて、昨日の残りの麺つゆや鯖缶と一緒に食べた。

 鯖缶は中身を空けて放置した物に、新たに追加で新しいものを入れた。明らかに放置した鯖缶は劣化というか、元々の風味以外の物を感じた。腐っていると直感では分かっていながらも、食べるのをやめられなかった。最近旧友とLINEをしている最中、私の苦手な山岡家の話になり、山岡家を酷評した。私だって納豆とか、目の前の腐臭の混じった鯖缶を好んで食べているではないか。不味いのではない、嫌いなのだ。

 今日こそはどんな手段を用いても宅建の勉強をしなければならない。温泉で勉強をしたいが、下着を新しく持っていくのは面倒くさい。本末転倒なのだが、シャワーを浴びて体を洗って、新しい服に着替えてから温泉に向かった。私だってこの奇行に走ったのは初めてで、自分でも驚いていた。自分の体臭があまりにも臭くて耐えられない。彼女に聞いても臭くないと言うのだが、少なくとも私にとってはシャワーを浴びても風呂に入っても、何度シャンプーをしても顔を洗っても取れない皮脂の臭いが無限に湧いて出てきて、耐えられないほど臭かった。

 温泉に久しぶりに行くと、どうやらリニューアルをするようで、以前までのスタンプカードが使えなくなっていた。市民は安くなるのでスタンプカードにも記載されるのだが、スタンプカードを5回以上無くしている自信がある。今日も免許証を提示して300円ほど安くなった。温泉の施設は別のそこそこ有名な会社に買収されて、温泉リゾートになるようだ。市民の割引は流石に無くなってしまうのだろうか。田舎の温泉を巡っている私にとって、自分の地元の割引が効く貴重な温泉が無くなってしまうのは悲しかった。

 身体を洗っているふりをしてからスマートバンドを付けたまま入浴した。深呼吸をする機能や、タイマーを使って40分ほど入っていた気がする。風呂から上がって、参考書とスマホとイヤホンを持って休憩所に向かい、すぐに寝る準備をした。イヤホンをしてハンモックで寝ていて、ふとひざ掛けを取りに行き、戻る時にハンモックから落ちて腰を強打した。イヤホンをしていたからか、恥ずかしいよりも面白いが勝ってしまい、笑い出すのを堪えていた。途中、うるさい子供が部屋に乱入してきて、最初は保護者が止めているそぶりを見せたが、段々と保護者もうるさくなってきた。これが舐められていると言う事なのかもしれない。私が起こしてはいけないような外見であったのなら、保護者はさっさと退散していたのだろう。たまにそういった威圧感が欲しくなることがある。私にはないものだった。

 2時間ほど寝たことになっている。寝た時間を、起きたらすぐにスマートバンドで確認する癖がついた。もう既に15時になろうとしていて、見立てでは12時くらいに寝たつもりであったが寝つけていなかったらしい。再度温泉に入りに行き、勉強をしたいが、腹が減って仕方が無い。ラストオーダーが何故か14時30分で、食べるものがほとんどない。しょっぱいものが食べたいのに、アイスくらいしか売っていないので、仕方なくアイスとコーヒー牛乳を買った。食べながらボロボロと最中を落とし、見て見ぬふりをして、着替え室のロッカーからパソコン等の荷物を全て、休憩室に持って行った。どこで勉強をするか迷っていたのと、何を聴きながら勉強をするかも迷っていた。

 音楽を聴きたいと言うよりは、館内の音楽や、テレビの音量がうるさすぎて、勉強に集中できなかった。言葉の入っている音楽ではなかなか集中できない。クラシックをづっと調べていたが、クラシックは無音のタイミングにテレビの声が聞こえてくるので気が散ってしまう。結局、私が高校生の時に熱中したFuture BassのUjicoさんのDream Castleのプレイリストを聴いて、とりあえず日記を書いた。携帯の充電が9%しかなかったので、モバイルバッテリー代わりに開いたパソコンで日記を書いている。そろそろ彼女が帰ってくる時間だ。なんとしても宅建の勉強をしたい。帰宅するわけにはいかない。16時45分。

 宅建がやりたくなさ過ぎて、日記にすら逃避してしまった。しかしついに、宅建の参考書を開き、1時間程度勉強をした。9章と10章を勉強したが、どんな題名だったのか覚えていない。その程度の集中力であった。外がうるさすぎて音楽を大きくして、結局音楽がうるさくて集中が出来ない。勉強をするならもっと落ち着いたところの方が良いのだろう。家から自分を追い出さないと勉強を始めないので仕方なく温泉に来ているが、正直家に帰りたかった。ひと段落してとりあえず温泉に入り、温泉で寝れないか試みたが寝れなかった。20時ごろに帰宅していると彼女からlineが来ていて、夕食の残りを食べるかどうか聞かれていた。食べると答え、途中のドラッグストアでカップラーメンと軽食とコカコーラゼロを買って帰った。

 20時20分ごろから寝る支度をしたのだが、彼女と話していたら結局寝れず、21時15分に諦めて支度をして出勤した。音楽を大音量で流し、途中のコンビニで買ったモンスターを飲んだ。今日はコーラもあるし、コーヒーもモンスターも飲んでいるので、体調とは正反対に仕事は出来そうであった。出勤して早々、マネージャーが迷惑なクレーマーに怒鳴られていて、三日連続でトラブルに巻き込まれそうで気が滅入った。

 指示書側の仕事だったのだが、明日の清掃スタッフの一人がコロナにかかってしまい、清掃する部屋が多すぎるので翌日に残すことになった。残す分にはそこまで面倒くさくはない。むしろ、明日の指示書の方が面倒くさそうだ。相方がやるので申し訳ない気持であった。