毎日日記

日記。私しかわからない。あとお題。

20240824

 日をまたいでからようやく仕事に手を付け始めた。やはり簡易清掃の仕事が多すぎるせいで、なかなか指示書にたどり着くことが出来ない。夕食代の計算に手こずったのも要因の一つであった。普段は合計が合っていれば、一枚ずつ伝票を見たりはしないのだが、合計が合わなかった為に一枚ずつ計算していたら、食事と飲料が逆になっているのに気が付いた。もしかしたら、普段の計算の時も、食事と飲料が逆になっているかもしれない。

 引継帳の時点で、簡易清掃の確認をする。テーブルの上に並べるのさえ一苦労で、今回は最早並べる事もかなわなかったので、一日目と二日目に分けて地道に確認をした。それをまた、束ねて入力するパソコンの方に持っていくので二度手間、場合によっては三度手間である。正直勘弁してほしいと思った。

 ふと、片手間に携帯を眺めていたら、Amazonで先日の23時57分に注文した商品の発送が始まっていた。こんな時間に発送もクソもあるのかと思ったが、店頭で販売することを前提としていないのであれば、むしろ24時間対応できるのかもしれない。それに、本当に発送の準備が始まっているのか、確かめる術はない。

 いよいよ多すぎて、仕事が終わる気配がしない。1時ごろ、帰って来たお客様に、今日の朝にチェックアウトをしたいと言われた。1人で単純な予約であれば、キャンセル料などは頂いていないし、オンライン決済であれば少々面倒くさいものの、パソコンで完結するか昼間の人に電話をお願いするだけで、大した業務ではない。今回は例外中の例外で、6人中の4人が今日チェックアウトして、宿泊明細が欲しいと言われもしやと思った。6人、1人1人別々に、複数の予約サイトから入っていた厄介な予約の団体があったのだ。予想は的中して、面倒くさい団体の人であった。

 今この予約の変更に手を付けてしまえば、確実に指示書が作れないので、後回しにして指示書の作成に着手した。死に物狂いで指示書の作成をして、何とか2時30分に指示書を作製し終えた。相方が大浴場の清掃をしている間、20分ほど時間を潰していた。2時50分に休憩に入り、休憩中は米津玄師を聴きながら五目並べをしていた。たまたまカモがいて、レートを上げるのに必死になっていた。

 日記も書かず、ひとしきり五目並べをした後は、またファッションの事ばかり考えていた。休憩から戻り、Amazonバレンシアガのディフェンダーに似た1万円程度の靴を買うか迷っていた。先日お金を使った為に金銭感覚が狂ったのか、本気で買ってしまおうかと悩んだ。悩んだ末、ただでさえ目立つ厚底の靴で、自分のアイデンティティになるかもしれない靴が、ブランド物のパクリなのはどうかと思い、買わない方向になった。

 ようやく面倒くさくて後回しにしていた仕事の続きをフロントでやっていた。オンライン決済の予約は何とかキャンセルできた。お客様は7時30分に来ると言っていた気がしたが、6時30分にフロントに表れ、宿泊明細が欲しいと言った。完全に忘れていて、予約サイトが分かれていてまだ作れていないと言い訳をした。実際に分かれているので簡単には出すことが出来なかった。お客様は時間がかかりそうなら、残る2人に渡して欲しいと言った。感じのいい人で、起こっているような印象は無かった。

 どうしようもないので、エクセルデータを出して手打ちで作ってみたのだが、あまりにも面倒くさくて何度も失敗し、結局一枚ずつ印刷して印鑑を押してまとめておいた。いつの間にか早番の人が出勤していたので、適当に引き継いで朝食を食べた。

 注文したスマートバンドの事で頭がいっぱいであった。サウナで使えるという魅力も、金属バンドを購入してしまったので実質使えないし、音声は鳴らないし、決済もできないと言うデメリットに、注文してから気が付いた。それに、今までスマートバンドを購入してこなかったのは、小さなスマホを24時間体に着けるという生活が恐ろしかったからでもあった。

 彼女は土曜日で仕事が休みであった。しかし、出掛ける様子はない。11時30分頃、ついにスマートバンドが家に届いた。金属のバンドはまだ届かないようで、フィルムやケースの互換性も確実ではなかったので、初期設定だけして睡眠した。18時頃に起床して、金属のバンドが届くのを待っていた。

 届くのを待てず、フィルムを貼ってみた。画面が湾曲していて、フィルムを貼ると外側がはがれてきてしまってうまく貼れない。それに、ケースを付けるとフィルムがはがれてしまうので、全く役に立たず、フィルムはすべて捨ててしまった。ようやく金属のバンドが届いた。19時過ぎであったと思う。

 金属のバンドは1600円近くした。それにしてはややチープな気がしたが、クレームを入れるほど安っぽくはない。時計のデザインをオンラインでインストールして試した。フォーマルを意識して、バンドもケースも選んだ。ホテルで勤務する上で、どのようなデザインが良いかいろいろと試したが良いのが見つからず、時計盤にすると逆にチープに見えてしまう気がした。

 試しているうちに、スマートウォッチは、現実の時計にはなれないという事に気が付いた。反対に、時計もスマートウォッチのような機能性、近未来的なデザインにはなれないと思い、スマートバンドらしさのある時計のデザインを意識して探していた。結局、出勤の時間が迫り、決まらないまま、支度をした。鏡を見ながらデザインを見ていたら、時計盤が意外にもハマっている気がしたので、シックな時計のデザインに設定した。

 車の中、真っ暗な中でも時計が見えた。スマートウォッチならではの、暗闇での視認性の良さに気が付いた。新しいスマートバンドで出勤したが、よりによってマネージャーのいる日で、何か文句を言われないか心配であった。結論から言えば杞憂で終わり、何も言われず普通に仕事をしていた。今日はビルコン側の仕事で、レース関係の連泊の宿泊者が多いので支払の確認が少ない。

 マネージャーが残って仕事をしていたので気を使うことになり、仕事の段取りを少し変える羽目になった。着実に仕事を進めて、朝の米の支度を早めにすませて置いたら、マネージャーがたまたまレストランに行ったので、文句を言われないか心配した。これも杞憂に終わり、マネージャーは日をまたぐ前に帰宅した。