当日の予約の確認を遅番の人が一切やっていなかったので、ビルコンの仕事が終わらない。休憩ギリギリまで何とか頑張って、大浴場の清掃をして、休憩に入った。すぐに眠りにつきたかったがスマホを弄りすぎて、30分くらいしか眠れなかった。日記を二日以上書いていないので焦りもあり、先日作ったクラッチバッグも、折り目をアイロンでつけようとして焦がして破壊した箇所があった。
注文したBluetoothのキーボードさえくれば、日記を書く気が起きるだろうと思い、日記を書かなかった。頼まれていたラミネートの仕事をちまちま進めていた。裁断機で切ろうと思ったのだが、久し振りに使うと切れ味が悪すぎて、端の部分がボロボロになってしまい使い物にならなかった。50枚程度あるラミネートを切るのは骨が折れる。
フロントに持って行ってはさみで切っていた。宅建もやりたくないし、日記も書きたくない。もはや、仕事をしていた方が良い時間の使い方かもしれない。休憩で仮眠をすると、その日の寝つきが悪くなる。最近はあまり休憩中に仮眠を取らないので、そのことをすっかり忘れており、仕事中も眠くて仕方が無かった。
今日はマネージャーが早番の珍しい日なので、朝食を食べる気が起こらず、引継中もそわそわとしていて落ち着けなかった。堂々とサボる訳にもいかないが、暇だったのでホテルのフロントの脇のパソコンで、温泉の事を調べて時間を潰した。相方の引継が終わった後、スーパーで中華麺を8玉買って帰宅した。彼女は今日、母親と映画を観に行くらしい。9時に帰宅するとバタバタしていて、9時30分には行かなければならないと言っていた。
彼女が出かけた後携帯を1時間ほど弄ってからラーメンを食べて、どんぶりが熱かったので洗濯した後のタオルで底を持ったのだが、そのタオルを彼女が作っていたうちわの上に置いてしまいシワシワになってしまった。どのように伝えればよいか迷い電話して平謝りしたら全然怒っていなかった。
1時間ほどスマホを弄ってから睡眠した。14時30分頃に彼女が帰って来た。荷物を取って彼女の母親の家に泊まりに行くらしい。意識は朦朧としていたが、おそらくその後に二度寝をせず、手芸用品を購入しにダイソーに向かった。前回行った所よりも新しいダイソーでは、ランチョンマットは10枚近く売っていたので、5枚ほど購入した。そのほかに、針やら裏地やらを購入していたら2500円にもなってしまった。折角材料費を210円に抑えても、私の金の使い方が下手過ぎて意味をなしていなかった。
また、前回行った手芸屋に行き、YKKの30cmのファスナーを購入した。黒いのが4本しかなかったので、深い緑色のものを代替で購入した。それから、指ぬきというものを購入した。中指の第二関節に着ける指輪のようなものなのだが、サイズが合うのが無かったので仕方なくフリーサイズの物を購入した。300円くらいであった。
帰宅して、再度ポーチを眺め、クラッチバッグを眺め、私が作りたいバッグの像をさらに現実的なものにした。彼女は、手芸を始めたての私が形になる物を作ったのが凄いと言っていたが、頭の中で何度も何度も作っているので、それを現実で模倣している。どうせうまくいかない個所もあれば、どうせどうにかなる個所もある。ある程度形になることは、ポーチを作って実感していた。
20時30分頃に、流石に過眠をしようと思い、眠る準備をした。すぐにスマホを開いてしまって寝ることが出来ない。10分くらい仮眠をしてから出勤をした。モンスターを買うと、逆に寝つきが悪くなる気がしたので買わなかった。どうせ大した仕事はないだろうと思っていた。サボりながら仕事をするつもりで出勤すると、狭い事務所に警察が何人も立っていて、最早同様を通り越してあきれ返ってしまった。
どうやら、大浴場に覗きが出たらしい。フロントの遅番4人が仕事に追われながらバタバタしていた。その空気に飲まれないようにしながら、淡々とナイトの仕事を進めた。デスクは使えないし、フロントは事情聴取でコーヒーマシーンを締められないし、ろくな日ではなかった。
指示書側の仕事は少なくない。私も野次馬出来るのであればしたいのだが、そんな余裕もないし、何よりも眠かった。日記も書いていない。コンディションが悪すぎる。警察を無視してナイトの仕事を進めて、ようやく23時の手前に警察は帰ってくれた。しかも、2時ごろにまた来ると言って帰った。休憩中に来るのは勘弁してほしい。2時まで何とか頑張ろうと思っていたのだが心が折れて、眠すぎて仕事が手につかなくなった。
指示書を作る前に一週間後の予約の確認をしていた。来週の予約が120件もあって卒倒しそうになった。1時間近くかかるのは間違いない。一ページ目をやり始めたが手が動かせない。コーヒーマシーンから勝手にコーヒーを飲むこともできない。いつマネージャーが来てもおかしくないからだ。麦茶を飲んで凌いだが、何度も寝落ちをした。
