毎日日記

日記。私しかわからない。あとお題。

20241005

 車の荷物を家に持っていき、ようやくひと段落して、部屋の狭い場所でウーロン茶を飲んでくつろいだ。買ったナッツを大量に食べてしまった。比重の関係か製造方法か分からないが、上の方にはアーモンドしかない。チョコレートに入っているアーモンドがあまり好きではなく、マカダミアナッツの方を買って食べていたのを思い出す。

 ミックスナッツには大抵アーモンド、クルミカシューナッツが入っている気がする。別々に買った方が良いという記事を見た気がするが、今は気にせずミックスナッツを購入している。瓶に入れてカウンターキッチンに並べていたこともあった。家がきれいなときにしかできない趣向だ。

 制限していた音楽などを聴いて、歌っていた。たまたまヨルシカのライブの動画を開いたら、ブレーメンが流れてきたのだ。確か最初に聴いたときは大したことのない曲だと思ったのだが、ライブで聴くと非常に乗れる曲で、すぐに練習したくなった。私はヨルシカを崇拝に近い感情で好きだ。どちらかと言えば私はファッションとして文学が好きで、そんな要素のあるヨルシカをなんとなく浅い理由で好きなのだ。

 好きな雑誌に引用されている作品を理由もなく好きになるような、そんな感覚である。とにかくブレーメンはそこまで好きではないが歌っていた。自分の男性的な声をどのように表現したらよいのか、考えながら歌っていた。それからスマホに入れてある米津玄師の曲をふと流した。さっきまで歌詞を見て歌っていたが、気づけば歌詞を見ていない。米津玄師の曲は何度も何度も歌った。私の声質と合っていたからだ。

 最後にゆめうつつを歌った。それからふと思い付きでブックカバーを作ろうと思った。ダイソーではぎれを何枚か余計に購入していて、ゴブラン織りの布が余っている。余計に買ったのは、こういう思い付きの時に使う為だ。宅建をほったらかして、3時間くらいは裁縫をしていたと思う。

 4時半ごろに彼女は唐突に帰って来た。ブックカバーは未だ完成していなかったが寸法を間違えて失敗作になることは確定していた。そもそもブックカバーを作る方法すら知らない。なんとなく端は三つ折りにすることで処理したものの、角が重なって6枚分の厚みになり、どうにも悩みの種であった。彼女が帰宅してシャワーを浴びている間にようやく失敗作が完成した。無理やり堕落論をブックカバーに突っ込んだ。中古で鍋の中身をこぼした本とはいえ本を曲げるのは気分が悪かった。

 彼女の横で寝ていると、彼女はコンタクトを外さなければならないというので、起きなさいと連呼していたら怒られた。帰ってくるのがあまりにも遅いし、連絡もしないし、私も疲れていたのだ。今となってはどうでもよいことだが、彼女にとってはきっとそうでもないのだろうか。私にはわかりようもない。記録では6時に寝て19時30分に起きたことになっている。約13時間半、またしても休日を睡眠で潰してしまった。

 起きてシャワーを浴びてから、冷蔵庫に入っていたえのき、デミグラスハンバーグ、うどんを茹でて食べた。デミグラスうどんである。脇で豆腐納豆も食べた。うどんの茹で汁で絹豆腐を温めてぬるい湯豆腐を食べた。そういえば最近湯豆腐を食べていない。味の素と醤油をかけて食べながら太宰治を想像した。

 宅建の勉強のタイミングを伺っていたがなかなか良いタイミングが無い。問題を見返すのに7時間くらいかかるし、始めればやる気は出るかもしれないが日記を滞納しているので、日記に最低でも1時間はかかる。先日までは余裕綽々で絶対に受かると豪語していたのが一転して逃げ腰になっていた。これも全て娯楽のせいかもしれない。音楽を聴く事すら制限していたので、自信過剰になっていたのだ。とりあえず今日は諦めてアニメを見た。逃げ上手の若君12話は開幕で最終話と出てきて驚いた。来週は見れないのかと思うと心が痛い。

 視聴を終えて、ウーロン茶を飲み、出勤の支度を整えてからコーヒーを飲んだ。飲みかけは流しに捨てて出勤した。彼女の車は依然なかったので出かけたか修理に出したかはわからない。既読もついていないしLINEを見ていないのだと思う。私の言い方が悪かったのかもしれない。

 今日は事前にチェックインが少ないことを知っていたので気楽であった。マネージャーは出勤していたが入れ違いで帰った。丁度ファックスで予約の依頼が4件来たので確認すると、見たことのある名前であった。しかも予約は一年後の予約で、レース関係の予約であることは間違いなかった。

 ビルコンの仕事を90パーセントくらいのやる気で進めた。宅建を始めてから仕事の意欲も向上している。「置かれた場所で咲きなさい」という言葉は部分的に好きだ。当初は昭和的な考えだと反発したが、現状の仕事が楽になったのも最初の一年間で自動のマクロを大量に作ったからだし、今もこうして記憶が楽になったのも日記を9か月書いているからだ。そうして出来た時間で資格を勉強しているのだ。置かれた場所で咲いていると言えるのではないか。

 あまりにも仕事が少ないので驚いた。0時を回る頃にはほとんど終わっていた。後は日記を書くのみというくらいであった。