先読みの甲斐もあって、0時20分頃に仕事が終わった。それから、日記を書く準備をしたが、殆ど書けず、あまり寝たくはなかったが仮眠した。30分ほど仮眠をして、大浴場の清掃の準備をして、コーヒーメーカーの電源を入れた。飲みたい時にいつでも飲めるように備えるのと、朝方に早くコーヒーメーカーと大浴場を開けて置いて欲しいという常連の人がおり、その人の為という建前もある。
大浴場の男性の方にまだお客様が残っており、時間を消費した。少しの隙間の時間は専ら携帯を弄る。その隙間用のアプリを消去してしまいたい。物事にも限度があり、全てが携帯のせいとまでは言わないが、私自身の心の未熟さを補うには、誘惑を減らしていくのが最も効率が良いように思う。
休憩に入り、日記の続きを書いた。案外早くかけたような気もする。いつも通りの時間だが、熱中症明けにしてはと言ったところである。仮眠をしたのも良い影響を及ぼしているかもしれない。コーヒーでも飲んで、簿記の勉強の続きをしようと思う。2時54分。
簿記の勉強の続きを始めた。三個目の仕訳問題集は税効果会計や連結会計に絞られており、量も少ない。しかし最も難解で仕訳の言葉の長さも異常に長い。正直覚えられる自信がなかった。地道に仕訳をやって、新聞を読みたい欲求を抑え、休憩から戻った後にまた仕訳をしていた。
6時過ぎに仕訳が終わり、その後フロントで手帳を書いた。先日手帳を書きかけにしたので少し面倒くさいが書き終えた。日記を書くよりははるかに楽なのだが、手書きで文字を書くのでどれくらいの時間がかかるのだろうかなどと考えていた。それから葉書を書く。手帳に時候が書いてあるのだが、もうすべて書ききってしまい、時候が無いということを書いた。ディズニーの前泊が明日に迫り、気持ちが興奮して眠れないのをどうにか抑えて寝なければならない等の内容を書いた。
相方にまた資格の相談をした。相談というより一方的に話していただけだが、相方は麻雀の話をした。天鳳というアプリで麻雀をやっているらしいのだが、それがなかなか上位に行けないらしい。相方は雀荘で働いていたこともありかなり強い自信があるらしい。少し私よりの話になってしまったが、囲碁将棋部にいたころ、自分は当初進学校の人達よりはるかに強かったが、三年になるころには全く勝てなくなっており、体系的な知識でないと学問と呼べないのではないかという疑問を呈した。
今日も朝食を食べて帰ることにした。朝食は豚バラ生姜焼きであったので、ご飯をパイのように広げて、その上にもんじゃ焼きの土手のようにして生姜焼きを乗せ、真ん中にスクランブルエッグをかけた。大量に食べて、満腹になった頃、先日のポークシチューが出てきたのでそれも食べた。成程と思った。閉店間際の品物は次の日に持ち越している可能性が高い。
打刻をするのを忘れたので修正欄に手書きで書いた。帰宅して、勉強をするのは早々に諦め、またASMRを聴いた。その時点で私の娯楽はそれを聴くこと以外になかったので、全く抑圧せずに欲求を満たして、起床してやることをやった方が良いと思った。入浴もせず、11時30分頃に寝て、18時ごろに起床した。ディズニーの話をされる可能性が高かったので元々勉強をしない予定ではあったが、起きるのが面倒くさくて、彼女の電話にも出ずに二度寝した。再度電話がかかって来たころ、一度起床して、寝るとだけ言って再度寝た。
20時50分頃に起きて、シャワーを浴び、余裕をもって支度をした。いつもより睡眠時間を多くとることが出来たので、多少は調子が良い。出勤しながらニュースを聞き、遅番の機嫌を言葉の端や表情から読み取ろうと目を光らせながら出勤した。
遅番の機嫌はあまり良くないようで、私が怒られる可能性があるのを頭の片隅に考えながら準備をした。出勤の打刻をしようと思ったら、先日の修正がまだされておらず出勤できなかった。また手書きで修正をした。
引継が始まり、どうやら不機嫌の理由は、フロントに置いておいたお客様の荷物を伝えなかった為に怒られたかららしい。しかし、こちらの落ち度というよりも、そのお客様がチェックイン時に、お荷物が届いておりますと伝えたら逆切れしてきた為であって、非常に理不尽な内容であった。私はカスハラですねと言った。遅番の一人、性格がきついと言われている人が、こちらが伝えなかったのにも落ち度があると言うので、やはりこの人は信用できるなと思った。
適当に引継ぎを終えて、やや急ぎ目で仕事に取り掛かった。夕食代の計算がかなりややこしい。本来は一円単位の差額が出ないはずなのだが、スタッフが利用した時に限って10パーセント引きになるので差額が発生する。それと同時に複数の差額が発生するので、全ての原因を解明しないとずれている理由を特定できない。夜勤で完結しなくなってしまったので、なあなあにしていると必ず指摘されてしまう。11時に終わらせたいところを11時20分くらいまで引っ張って、引継帳の方を急いで書いた。何とか12時よりも前に指示書の作成を始めることが出来た。