じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240509

 ビルコンの量自体は決して少なくはない。だが準備に準備を重ね、1時にはほとんど終わっていた。麦茶を作るのを後回しにしていたら、相方が作ってくれた。

 2時まで、簿記の為の電卓について調べていた。なかなかいいのが見つからない。とりあえず、ヤフオクやメルカリで探してみても新品と大きく変わりない。

 2時より前に、相方が大浴場の清掃に行くので、私はついて行って男子浴場を清掃した。大体は相方が終わらせて、私もベテランのお客様はいなかったようで安心した。

 事務所に戻って、休憩に入ってから日記を書き始めていた。二日分を書く準備を忘れていたと気づき、少ししり込みをしそうになったが、二日程度ならと思って気楽に書いた。3時27分。

 書いている時に眠気がやってきていて、すぐに寝た。それから、本来の休憩が終わる時刻を15分ほど過ぎ、4時30分頃に起床した。打刻をして、自分のパソコンの前で簿記2級の復習をしていた。復習とはいっても、商業簿記の目次をエクセルに書き写しているだけで、何か建設的な学習方法という訳では無かった。

 それを進めながら、他の夜勤の人とも会話をしていた。自分たちの研修の時の話をしていた。私はそういえば、電話の研修をほとんどしていないのを思い出した。前職や前々職でも電話を取っていたので抵抗はなかったが、予約の形式についてはあいまいな所がある。研修していないのを賛辞されて照れていた。

 1人の元早番の人が、電話のロープレをしていた時、担当がチーフだったらしく、入りたての時に、足を組みながらお菓子を食べながら教えていたのを見て、とんでもない会社だと思ったと話した。

 恒例の6時から一人ずつ30分ずつ後ろで休むというのを、ベテランの夜勤の人が言いだした。その人しかそれを提案できないので、言い出さないかと思っていたが、どうやら毎回それを提案しているようだ。私の時から数人、ずっとそれを提案している。

 最初の三十分で、簿記二級の目次を移し、印刷をした。たった二枚の紙に読みにくい文字列が並んでいる。これだけ見ても私自身本当に勉強したのか分からないくらい、思い出せない。だが、簡単な問題なら答えられる程度の知識はある。こんな勉強法でよいのだろうか。

 休憩が終わり、フロントに立つのだが、話すことが無いのでそのテキストを眺めていた。早番が来るまで眺めていた。引継ぎは、元元早番だった人が行った。

 退勤する前に、ある程度の予定を立てた。歯医者に電話するとか、マイナンバーカードを持って免許証の書き換えをするとか、銀行の住所を変更するとか、学習の予定も同時に立てた。

 帰宅をして、食事を済ませてすぐに寝た。10時から、17時頃まで寝てしまった。それから、音楽を流しながら洗い物を始めた。ピアノをいつも聞いているが、何故かバッハのチェロの動画が最初に出てきて、それを流した。途中で電話がかかって来た。買い物や外出に誘われたが断わって、家でご飯を作るので帰って来てと言った。野菜が冷蔵庫に入っているので早めに消費しなければならない。

 彼女が帰ってきてからずっと料理をしていた。その間、彼女が何をすればいいのか私に聞いてきたので、まず風呂を掃除してもらって、その後に洗濯機を回すように言って、それでも時間が余ったのでエプロンを作る続きをしてくれと頼んだ。

 ご飯を炊き始め、一時間以上料理に時間がかかったが、ようやく作り終わった。大根と水菜と新玉ねぎのサラダと、大根の芽を使った味噌汁、麻婆春雨という献立であった。どれ一つとして作ったことのないものであった。思い返せばどうしてこれを作ろうと思ったのか疑問であるが、逆に言えば作ったことのないものを作りたかったのかもしれない。大根の芽は固くて嫌いなので、50分近く煮込んだのが功を奏し、私でも違和感なく噛めるくらいの柔らかさになった。サラダは事前に混ぜた方が美味いので、混ぜてから盛るのだが、若干塩味に欠ける気がして、塩も振って混ぜた。味噌汁は味を少し薄めにした。麻婆春雨の塩分が多かった場合に備えて、三品目の内の一つくらいは塩分を抑えておく。

 料理一つ一つのクオリティは高くないが、全体的にバランスの取れた献立だったと思う。彼女と食べて、ディズニーのアプリを開いて待ち時間を確認したり、マゼランズのワインの値段の話などをした。洗濯物が終わり、私が洗い物をしている時に今日着る下着がないのに気づいた。彼女に洗濯と乾燥機を頼み、私は風呂を沸かした。

 洗い終わった後、ワイシャツも洗濯し忘れていた。予備はあるのだが、一緒に洗濯した方が都合が良い。それだけ手洗いをして、乾燥機に行ってもらった。時刻はすでに19時30分で、今日は勉強をしていないので焦燥感に駆られていた。急いで支度をして何とか20時には勉強の準備をすることが出来た。20時50分頃になって、冷水を浴びて風呂を出た。風呂から出て出勤をすると汗が止まらないので、水を浴びてから出るのだが、それでも汗が止まらない。今日はいつもより長く3分近く冷水を浴びて出た。流石に芯まで冷えていたので汗が止まった。

 帰ってきた彼女が私の勉強の邪魔をするので怒ると拗ねた。どう考えても彼女が悪いと言っても聞かないので勉強の手を止めてなだめた。それから出勤の準備をして、着替えて出かけた。ニュースがつまらないので途中で止めて、車の中でBuninの英雄ポロネーズを流して出勤した。ゆゆうたの言っていたパラパラチャーハンという言葉が頭に残っていた。

 ホテルに着く前、後ろの車が従業員に似ているのでナンバーを見たら、そこで名字の語呂になっていることに始めて気が付いた。ホテルの後ろ側から向かうと、その人は直進して横から入った。どうやらそちらから入ったほうが早いらしい。

 出勤して、引継の前に遅番の一人が、性格がきつい遅番の人がこの後に私に指摘する準備をしていると教えてくれた。いつもは引継ぎの瞬間に気付くので、先に知れたのは幸運だが、心の準備をしているのも返って辛いものがある。予定通り私の予約の入れ方を注意され、いつも通り話を聞いていた。なんだか落ち着いている。その人はいつも人を傷つける言葉を必ず添えるのだが、それが抜かれているような気がした。熟考して考えると、恐らく対等に思われておらず、子供として扱われているのだと思った。

 仕事の少なさも驚くほどであったが、今日は未チェックインが多くてレジを締められないので雑務から始めなければいけない。急いで雑務を一つずつ終わらせ、ようやくレジを締められるタイミングが来たので締め、なるべく時間を短縮しながら仕事を進めた。