日記風

日記風日記。悪文を直したい。

20240903

 1時ごろに牛乳が飲みたくなり、彼女を置いて家から出た。24時間やっているドラッグストアに向かい、どの牛乳を買うかでかなり迷った。安い低脂肪乳を買うようにしているが、味わいたいなら普通の牛乳を買う。1Lでは足りない気がして、結局無調整牛乳と低脂肪乳雪印コーヒーを買った。糖分も摂取したかった。それと、カフェインを少量摂取したかったのもある。調べてみると、一般的なコーヒーの10分の1しか含まれていないようだった。

 牛乳を飲みながら車の中で叫んだ。唐突に本気で笑ってみたり、いきなり真顔に戻ったりして、1人で発狂した。家に帰るのがもったいない気がして、そのまま神社に向かった。ポロシャツに半ズボンだったので、軽装にあたるかと心配だったが、入る前に神社の隣の川で手を洗ってからお参りした。一人しかいない参拝は、何秒頭を下げようと、どんなに仰々しく振舞おうと恥ずかしくない。私の内面の、最も敬虔な部分をさらけ出してみて、どんなものなのかを実際に観察する。私の遊びの一つであった。

 神社の裏手には、小さな神社がいくつかある細い道がある。大した長さではないが、夜は真っ暗になるので、私でもそこを通るのは憚られた。暗い所で、霊に襲われたり、ホラーな展開を妄想してしまう事が多々ある。想像したところで、未だ実際に起こったことはないし、仮に起こったとして、その後どうなるのかを鮮明に想像できない。想像を超える恐怖を想像できない。怖さに人並み以上に強い自信がある。

 帰り際、鳥居を振り返るとその上の星空が一層美しく見えた。寒空に広がるようなくっきりとした空ではなかったが、雨上がりのぬるい空気が視界も思考もぼんやりとさせて、感傷的な気分にさせた。スマホのナイトモードで写真を撮った。処理中に真っ赤なオーブが大量に映り、気持ちが悪くなったがすぐに消えた。もしそのまま写真に写ってしまったら後味が悪かっただろう。

 夏空のオリオン座を見て、車に戻った。しぶしぶ帰宅して、家でフリーレンを読もうと準備していると、旧友からラインが来た。今度の休みに会うかと話したが、なかなか予定が合わず、今会おうと言う事になった。家は近いので、車で向かった。車の中で久しぶりの再会で下らない話をして、また神社に行った。私も友人もケチなので、神社とか、温泉とか、金のかからない方法で遊ぶことがほとんどであった。神社の裏手に行きたいと執拗に誘ったが、誘いに乗らなかった。帰りにコンビニに寄ってコーヒーを買った。

 友人は8時30分に仕事があると言っていたが、解散したのは4時30分頃であった。帰宅して、フリーレンの漫画を読み始めた。彼女が起きる6時30分頃まで、何とか5巻くらいまで読み終わった。丁度アニメの終盤位である。彼女を起こして、パソコンでニュースを流してみた。テレビがあったらこんな風に彼女と見ていたのだろうか。7時40分くらいに彼女は家を出た。そこから、続きを漫画で読んでいて、あまりにも面白くて彼女にラインした。異世界系なんて括りは到底できようもない。私の好きな海外SFや、むしろ近代文学に近い。有名な寓話くらいのスケールの話である。まだ12巻までしか出ていないが、きっと100巻ぐらい続くだろうと言うくらいには面白い。

 10時30分頃に読み終わり、宅建もせず、日記も書かずに寝た。18時くらいに起床した。彼女が帰ってくる前に、パスタを茹でて、カルボナーラを食べた。ソースに卵を足してかさ増ししたり、オリーブオイルをかけたりして味を変えた。どんな味を目指すべきか迷走していた。彼女が帰ってきて、適当に作ったパスタを食べさせたら好評であった。パッとしない味にオイルを足して良かったのだろうか。正解は無いにしても、元の味よりは美味くなったと思いたい。

 19時ごろには仮眠の支度をして、1時間30分くらい仮眠した。起床して、久し振りの三連休明けの出勤が気だるくて仕方が無かった。シャワーを浴びて、髪を乾かす。汗をかかないように水を浴びたので、余計に乾かすのに時間がかかった。駐車場についても車から降りるのが億劫で、何とか出勤をした。話しかけられてもどんな風に喋ればよいのか思い出せず、挙動不審になっているのを指摘されて、さらに挙動不審になっていた。

 ビルコンの仕事があまりなかったので、急いで雑務を進めて先の仕事の事を考えながら進めていた。ふと時計を見上げたら24時になっていると思って驚いたが、まだ23時であった。既に半分近い仕事が終わっていた。チェックインも済んでいた。早く倉庫を開けたくて仕方が無かった。どうやら連休中何もしなかったが、睡眠だけは多く取っていたので調子が良いらしい。24時になる前にほとんどの仕事が終わってしまい、一週間後の予約の確認を手伝う流れになった。相方の仕事がひと段落したら、パソコンを置いて自分の日記を書きたいと思っていた。2日半分の日記を書いていなかったからだ。