じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240409

 面倒な仕事が入ってきたので指示書を書くのが遅くなった。12時半ごろに始まり、新入社員の研修や、チェックアウトの遅いお客様の清掃を誰に振るかなど、イレギュラーな事があったのでてこずった。1週間後の予約の確認作業を少しだけ進めた。日記を書く前に、よく過去の記憶を思い出す作業をするのだが、その暇もなく休憩になってしまった。

 仕事のない日は日記に消極的で、仕事の日の方が、積極的に書くことが多い。段々と、日記が作業に戻りつつある。わざわざ思い出さなくても日記が書けるようになったのが最近の成長だ。これから簿記の続きを勉強する。3時1分。

 13個の段落があり、一つの段落の項目がかなりばらつきがある。昨日の夜、夕方も進め、5段落まで終わっている。進捗率を見なかったのだが、恐らく42パーセントくらいだ。後半にかなり多くの項目がある為に予想でしかないが、今日進められればあと三回程度で修了できると思う。勉強時間は65時間が目安らしい。多分7時間くらいで終わる。

 そもそもこの勉強を始めたのは、私が社労士に興味を持ち、行政書士や簿記にも少し興味はあったが、長らく勉強に対してブランクがあるので少し、根拠のある自信がない。根拠のない自信は有り余るほどにある。私は自分をとんでもない天才だと確信しているし、ルービックキューブの解き方を一日で暗記したり、一夜漬けで乙四に受かったり、受験勉強をしないで高校に受かった。どれも過去の栄光に過ぎないが、私が一番私の事を知っている。

 順調に簿記の勉強を進めた。なぜこんなに集中して勉強することが出来るのか。心当たりはありすぎる。やらなければならないことをほったらかしにしているからだ。

 引っ越しの掃除と荷造り、キッチンカーの出店、車検までに車の購入や、オークションに出品するなど、絶対に手の回らないことばかりである。全てがどうでも良くなり、こうして簿記の勉強に熱中しているのだ。

 それと、福利厚生で無料のこの簿記の講座が面白いからというのがある。関西弁の講師が喋っていて、たまに内容と関係なさ過ぎて気になる時もあるが、もはや簿記の事を考えている時に脳内で関西弁が流れる程にはしみついてしまった。

 半分を過ぎたくらいのところまで勉強をした。復習をしていない事が心残りである。私の最大の弱点は復習をしないことだが、日記を毎日書く事で克服しつつある。休憩を過ぎて少し勉強をした。前のパソコンから模擬試験をやってみた。分からない試験は勘でやったが、20問中14問正解した。どうやら合格点が7割なので、合格ラインに到達したことになる。

 当初は乙四の勉強時間の目安が40時間だったので、一夜漬けも狙えるのかと期待していたが、どうやら3日くらいはかかりそうだ。残りの勉強を慎重に履修して、少しずつで良いので復習をする。どうせ受かるのであれば、最初から2級を受験しようと思う。浮いた3300円で良い電卓を買おうと思った。8000円くらいする電卓が良く使われているらしい。会計をするのに重宝しそうだ。電卓というのは聴き手と逆の手で打った方が良いらしい。パソコンの場合は右側にあるので、右手で打つ癖がある。

 安い方も4千円しないくらいなので、どちらの電卓を買うか迷うところである。独学で無料で二級を取得できそうなら、高い方の電卓を買っても損ではなさそうだ。

 私が相方に三級の模試に合格したことを自慢すると、高卒大卒の就職に関連する話になった後、相方は自分の身の上を一から話し始めた。小学生の頃、IQを学校で計ったら高かったらしく、中学までは勉強で困らず、高校で挫折し、三流の大学に受かってもほぼ行かなかったらしい。彼女のヒモになって東京で遊び呆け、栃木に帰ってきてレンタルビデオ屋に就職した。そこから勤続もそこそこ長く、地位も高かったが、東日本大震災で大打撃を受けて、本部から送り込まれてきた人が年長者に適正な人事を下すようになって、居心地が悪くなり辞めたらしい。

 今はその会社はかなり成長して、日本経済新聞に載るほどの社長になったそうだ。相方は、それから四年間無職で、退職金を使い切って、このホテルの夜勤に就職した。面接で、会長などの名前を聞かれたが答えられず、なかなかきついことを言われたらしい。配属先が選べたので、その人のいないここのホテルを選んだそうだ。

 私はその時自分の自慢をしたくて仕方が無かった。何とか自分の話をしないように努めたが無理であった。まず山月記の話をした。知らないというので一からあらすじを言ったがあまりにもしどろもどろで、物語の説明する難しさを痛感した。それから、SPIが学年三位だった話などをした。私はこの程度の人間である。自分の自慢をしないと気が済まない。二度と喋らないでよいのなら、そうしたい。

 帰宅をして、温泉でも行こうかと思っていた。どうせやらなければいけない事を出来る気分でもない。予定も立てていない。話が込んでいたからだ。昨日と同じく10時に寝て、16時半ごろに起きた。17時半ごろにご飯を食べたり、入浴を済ませ、18時半ごろから簿記の勉強に取り掛かった。彼女が帰ってきた。昨日のように怒られるのが嫌だったので、笑顔でいるように努めた。初めの方は大丈夫だったが、後半は普通に冷たくしてしまったかもしれない。私が集中しているのを見るのは二日目なのもあり、あまり怒ってはいなかったが、もし簿記以外の勉強をするようになったら、ほったらかしにするのは申し訳ない。そもそもこれは現実逃避なのだから、これ以上の勉強が出来るか分からない。そもそも簿記三級を勉強するにあたって全く紙に文字を書いていない。電卓は一度日割りの計算をするときに叩いたきりである。

 出勤の直前に少しだけ構ってから家を出た。出勤すると、今日いるはずのマネージャーが居ない。24時頃に来るらしい。もう一人の相方は新人だった。まだ研修中なので、三人の日である。

 さぼれないので、24時までに少しサボることにした。簿記の復習を少しだけした。