じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240408

 順調に雑務をこなす。全着していて滞っている作業は無い。宿泊者が少ないと、4時にご飯を炊くという作業が無くなることがよくあり、冷蔵庫にいつもよりも少ない米の袋があったので、相方に相談したが、念のため炊くことにした。

 大して何もしていないというのに、一時ごろ、仕事がひと段落した頃に眠気が襲ってきた。携帯で、福利厚生のアプリから、漫画を一冊読んだ。読み終わって、漫画を読んでしまったと後悔していた。有効に使える貴重な時間を娯楽に使ってしまう自分の甘さが、今の自分を作っているのだ。効率は悪いが、携帯で日記を少し書いた。

 大浴場の清掃を早めに終わらせに行く。流石に宿泊者が少ないと、備品の減りもかなり遅い。早々に終わり、ごみを捨てに外に出たついでに、車からコーヒーを淹れるセットを取り出して、ホテルに持っていこうとしたところで辞めた。そんな時間があるのなら、日記を書いたり、勉強をした方が良い。休憩がもったいない。

 休憩に入って、すぐにコンビニに行って、モンスターを四本も購入した。初めてである。仕事をしながら、寝るなら〇ねと自分に何度も言い聞かせていたので、憤怒が体中を巡っていた。休憩も最悪寝てしまっても、後々になって取り返しがつかなくなることはない。その甘さが自分を堕落させていると確信していた。

 モンスターを飲みながら帰ってきた。モンスター一缶で一時間起きれるのなら、1000円を230円で買えるのだから770円儲かると、自分のよく使う理論を黙読していた。急いで日記を書く。途中、はてなブログにたった一人だけ登録している旧友が最新の投稿をしていて、気分が躍った。一人孤独に日記を書いていると、人が恋しくなる。見られたからと言ってどうということもない、自己満足に過ぎない。それでもなにか人と共有したいという欲求が、潜在的にある。3時9分。

 余った時間で福利厚生で特に目をつけていた、Eラーニングのサイトから簿記三級の勉強をした。動画が再生されるので、仕事中や、音を流せない場所では利用できないのが難点だ。PCでもスマホでも観れるが、なんとなくPCから利用した方が良い気がする。

 休憩が終わってから、キリがいいところまで見た。進捗から見て、一時間で13時間分の学習をしたようである。個人事業で少し簿記を経験したのもあるだろうが、想定よりもあまりにも簡単で天狗になった。しばらく資格の勉強時間について考えて、行政書士よりも前に宅建を取ると良いというサイトに影響され、宅建を取ろうかという気になった。10月の20日が試験で、半年あるので丁度良い。勉強時間の目安が300時間らしい。

 あまりに簡単なので有頂天になっていた。相方と、キッチンカーがうまくいかなかった話をそこそこに、資格の話を早速した。現状がうまく行っていない時ほど、関係ないことをして逃げようとする癖がある。逃げ道を塞ぐのが好きで、本能の次に克己心が働く。ゲームを止めたり、SNSを止めたりするのが心地よく、私は勝手に幼少期に親にゲームを取り上げられたせいでできた性格だと考えているが、関係ないと思う。高尚の延長線上にある気もするが、際立って働くので別の要因がある気がするのだ。

 そこそこに予定を立てて、帰宅をして洗濯と入浴を済ませ、予定を反故にして寝た。やらなければいけない事がいくつもあり、今日中でなくても良いのでなかなか取り掛かれない。1日というのは簡単に無駄にすることが出来る。しかし、無駄にしたくないと考えながら無駄にするのは避けるようにしている。日記を書く前からだろうが、思想を積み上げていく過程に、坂口安吾堕落論が入っている。本能に逆らうように規律や戒律、特に武士道のような義理人情がある。私が不意に寝てしまい、その直前や、睡眠に入ろうとするときに必ずそれを容認している自分がいることを、鮮明に思い出すことが出来る。電気をつけたまま寝るのは特に避けるようにしている。堕落するにあたって、未練たらしいことは極力省く。自分の確固たる意志でサボり、それを休息と事前に捉えて、1日惰眠を貪るなり、酒に溺れるなりすれば良い。

 起床をして、もうすぐ17時になろうとしていたので市役所に行くのは諦め、電気、ガス、水道の連絡をした。ガス閉栓の連絡を忘れた。水道以外の手続きはネットでできたので、ITが日進月歩であると震撼した。

 簿記をやる準備をしている段階で、彼女から電話がかかってきた。集中したかったので、極力話さないように努めていた。

 彼女が帰宅して、乾燥機につれていき、食べ物を買いたいというので渋々ドラッグストアに連れていく。帰宅後オムライスを作っている横で勉強していたのだが、話しかけられたり、音がしたりするのが鬱陶しくて隣の部屋に移った。

 私がそっけないのが相当嫌だったらしく泣き出した。直前に察知してキリのいいところで勉強を区切り、慰めるように努めた。

 出勤直前に何とか鎮めて、ホテルに向かっていたら後ろに彼女と同じ車が走っていて、思わず彼女に電話をした。よく見たら違かった。

 今日も宿泊者が少ないので仕事は楽な方だった。面倒な電話が2件かかってきたせいで一時間近く取られ、悔しく思った。