じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240412

 ドラッグストアで酒を買って、また掃除をしようと思っていた。帰宅をしてすぐ眠くなり、横になっていると彼女が風呂場から呼んできた。そういえば、彼女を洗う代わりに、掃除を頑張ってもらうという話をしていたのだった。

 眠くて横になりたかったが何とか堪えて、彼女の体を洗ってから寝た。12時間以上寝た。朝、彼女に起こされたことを覚えている。二日酔いで頭痛がひどい。手元に豆乳があったので飲んだ。喉が渇いているところに豆乳を飲むと、糖質が補給されるような感じがした。頭痛には効いていなかった。

 掃除をするつもりが、半日潰してしまった。酒は飲んでいる時だけでなく、その後の時間までも奪う。聡明な頭を最悪にして、得られるものは無い。

 何かしなければと思い、動画を見た。日本はなぜ植民地にならなかったのかとか、大人の学び直しTVというチャンネルの動画を見ていた。多くの動画を見てきたと思う。体系的でない知識は意味がないと聞いたことがあるが、確かにそうかもしれない。中田敦彦の動画でさえ断片的だというのに、この動画は一つの考察でしかない。洗練されていないような気がする。

 動画に一時間以上費やしてしまった。18時過ぎになってようやく、仕込みの準備を始めた。業務スーパーにあんこを買いに行き、その後パンを見にスーパーに行くと、ほとんど残っていなかった。今の時間はあまり量がないので、5袋用意できそうなところを思い浮かべた。業務スーパーなら確実にある。ただし一番安くて低品質だ。

 時間もなかったので業務スーパーに再度行き、安いパンを五袋買う。あまりの安さに驚いた。前回の半額である。

 帰宅して、そういえばバターを買ってこなかったなと思いながら、冷蔵庫を見ると二つあったので安心し、仕込みに取り掛かる。米津玄師の新しい曲を聴いていた。大音量で聴いていたので続けると聴力に支障が出そうだが、仕事をしているとは思えない程楽しい。これぞ自営業の醍醐味だという風に思った。

 彼女が横で卵かけご飯を作っていた。醤油は無いかと聞かれ、そこに少しだけ残しておいたというと、前に全部使いきったという。仕方ないから鍋の素を卵かけご飯に使うと言っていた。いちいちイヤホンを取って会話しなければならず、その度に手を洗う必要があるので苛立っていたが、表に出すともっと面倒なので普通を装っていた。

 卵かけご飯が滅茶苦茶うまいというので、仕方なく食べさせてもらうと確かにめちゃめちゃうまい。麺つゆよりもうまい。だが、油分が足りないのですこし物足りなさはある。油を足せば私の好みだが、足さない方が世間的には美味いと思う。

 前回は40個仕込むのに1時間はかかったが、今回は40分ほどで終わった。ラップの切り方がかなり上達した。家庭用の高いラップに鳴れているので、ダイソーの安いラップを切るのに初めはかなり苦戦した。

 そこからいろいろ準備をして、21時過ぎにようやくシャワーを浴びる。洗濯機に洗濯物を入れて、彼女に洗濯機を回して干してほしいと伝えた。また電気をつけたまま寝ていたので、寝るなら電気を消しなさいと言った。

 家を出る時になって、タンクに水を補充していないことを思い出した。もう戻る暇もないので、出勤前に家に立ち寄ることにした。かなりタイムロスだが仕方が無い。

 ホテルに車を止める時、前から夜勤の人が来るのが見えた。今日出勤だと思っていた人ではなかったので驚いた。驚いてシフトを確認すると、確かにその相方で、その後のシフトも勘違いをしていて新人と二人でのシフトであった。

 仕事を率先してしてくれる若い人が一人いて、その人と一緒かと思っていたので、少し落胆した。夜勤は三日間あり、その三日間とも日中の作業の後に出勤するのでかなりきつい。少しでも楽をしたかった。

 出勤して早々、遅番に嫌味を言われた。嫌味っぽい言い方をする人なので嫌味ではなかったかもしれない。私が上着を脱いだのを見て、裸だと言ったのだ。監査の人はフロントがジャケットを着ていないとそう読んだらしいが、それを広めた張本人の相方が言うには、本当は下着を着ていないのと一緒だと言っていたそうだ。

 そうならそうと弁解してほしいものだが、私の後ろで知らんぷりをしている。この日はシャワーを浴びた後で特に暑かった。何故か反抗というか、妙に納得してしまって、ジャケットを着なおした。傍から見たらセンチメンタルだったかもしれない。この変な納得を誰かに説明するのは難しい。

 その後、引継で、お客様の予約の詳細に、お客様の着付けをするために先生が入室すると書かれており、入室できないと伝える引継ぎが流れてきた。相方は、ツインの部屋なのでツインの料金を頂けばよいというと、嫌味な遅番の一人は、着付けの為に一人分の料金を払うとは思えないと言った。この人は意見の次に説明するときにかなり幼稚な判断をする気がする。だが、なぜかそれが突き詰めた時に浅はかな回答になってしまう。

 帰り際にも、私が豆乳を飲んでいることに言及してきた。答えに困ってありきたりな事しか言えなかったが、これは私が詮索した報復かも知れない。カルティエの腕時計をつけているとか、高いボールペンを使っているとか、そういう話を他の人にしたのが伝わったのかもしれない。

 その人が退勤してからもしばらくジャケットを着ていた。

20240411

 簿記三級の模試を受けていた。試験の設問すら知らずに勉強していたので為にはなった。途中で、来客があって手伝ったり、仕事の話をしていたので時間をしっかり使えなかったのはあるが、三問が特に難しかった。簿記三級の勉強をすれば簿記三級が取得できると高をくくっていたのがあだとなった。

 結局、56点で不合格となってしまった。他人に言えない程悔しいのでもっと勉強をしなければならない。しかし、キッチンカーや引っ越しの支度などをほったらかしにしてきたので、今日は家で勉強する暇はない。なんとかして合格ラインまで達するように、勉強しなければいけない。いつも使っているEラーニングのサイトを開いたら朝までメンテナンス中となっており、仕方なく別のサイトで見ることにした。以前見たことのあるサイトを見たかったが、見当たらないので初めて見るサイトを閲覧した。

 やはり今まで見ていたのは塾の講師であったのもあり、クオリティが低いのは否めない。それでもかなり勉強にはなる。時間こそかかるが、特に三問の試験を満点取れるように勉強したい。

 どこで区切りをつけるかが焦点だ。今日の勤務中の時間だけが簿記三級の区切りの時間である。休憩中に区切りをつけてしまい、勉強しないように本でも読もうかと、車から本を取り出したところで、今日が本の返却日であることを思い出した。完全に忘れていたので急いで読まなければならない。

 フロントで少し仕事をしていたら、相方が大浴場から呼んできた。今日女性大浴場で壊れてしまったドライヤーのスタンドを直していたらしく、壁に取り付けられているスタンドの仕組みが分からずに苦戦していた。私は反対側の正常な方を取り外して、中を確認した。複雑怪奇でなかった為に直すのも容易であった。ついでに男性大浴場を清掃してくれたのが助かった。元々ビルコン側の仕事だが、三人いるので手分けして仕事をした。

 日記を書いたら、勉強はしないで本を読む。本を読んで気持ちを切り替えて、何とか荷造りを終わらせる。4月11日。

 残りの休憩を季語辞典を読んで過ごし、休憩から上がると相方2人は仮眠をしていた。幸い部屋の角が空いており、そこに荷物を移動して、続きを読んだ。まだ秋の途中であった。

 朝食のスタッフが出勤し、相方が起きてからも続きを読んでいた。指示書を確認する仕事があり、後回しにしていたら相方がやってくれた。今日は半日分の仕事しかしていないような気がする。秋と冬も読み、最後に新年という欄があった。新年は季語の中でも分けて考えられているらしい。あとがきはなく、非常に面白い本であった。俳句にかなり興味を持つきっかけになった。

 松尾芭蕉の俳句はかなり洗練されている。私には難しいことは今のところわからないが、洗練というのが一番当てはまっている。他の作者の俳句も引用されていたが、私が好きなのは情景が浮かぶ俳句である。人のことを書いているよりも感傷的で共感や想像ができる。

 葉書を書いたが、俳句のことで内容が埋まり、最後「古池や蛙飛びこむ水の音」を筆ペンで模写した。たった11文字だというのに結構な時間がかかった。フロントに相方2人が立っており、11分頃まで書いていた。三人の時、30分ごとに一人後ろで休憩するという暗黙のルールがあり、まだ朝食が始まっていないので、今フロントに出れば休憩ということにもならないだろうが、恐らく三十分休憩を回そうという話になるので、それを相方に言わせるのは申し訳ない。どうせ手帳を書くからということで30分まで手帳とスケジュールを書いた。

 フロントに立っても、喋ることがあまりなかった。2人でも喋ることがないのに、本人になるとなおさら喋ることがない。掃除をしなければならないので憂鬱であった。

 帰路につき、いつも通りニュースを流すが、つまらないものばかりであった。重要な内容として、小林製薬の紅麹問題の近況などが挙げられるが、それ以外の韓国大統領選挙や重要でない日銀金利緩和などの冗長な話を聞くのに耐えられず、残り時間を見たら大量に残っていた。

 家に帰ってから掃除中に見ようと思っていた中田敦彦YouTube大学の動画を見始めた。やはり芸人なだけあって面白い。1話30分無いくらいで、11話もあるのにあっという間に感じる。9話の近代史が始まった所である。

 帰宅して、とりあえずゴミを片付けることにした。たしか先週燃えるゴミに瓶や缶などを入れたせいで、二袋持っていかれなかった。その為に袋から分別しなければならない。面倒だが、とりあえず見に行くと、今週は持っていってくれたようだ。肩の荷が下りて、掃除を進めることができた。ゴミを大量に分別して、洗濯や洗い物を進めた。

 予定では本を返して、温泉に行きそこで寝ると決めていた。予想以上にやる気が湧いて意外であった。カンセキアスファルトの洗浄剤を探し、オイル漏れ用がなかったのでセメントスプレーを買った。オイル漏れ用の洗剤と金額は近いのだが、どうやらあまり落ちないらしいので、注文するよりは隠してしまおうと思ったのだ。

 住所変更をまだしていないのだった。思い出して、市役所に寄ろうか迷う。途中にあるのでタイミングは良いが、まだ引っ越していないし、引っ越してからでも良いかと思い素通りするつもりだったのだが、間違えて市役所の駐車場に入ってしまった。ついでに申請しようかもう一度考えて、結局辞めた。反対側から抜けて出た。信号が丁度変わるところで、まっすぐ行くよりも少し早く進めた。

 図書館に着いた。借りていた本の返却期限が今日であった。ついでに本を借りようと思っていた。本棚の周りをぐるぐると回って30分ほど費やした。インターネットで調べている時とよく対比する。対比するとき、天秤に乗せるという言葉が思い浮かぶと同時に、フリーレンに出てくるアゼリューゼという言葉が浮かぶ。

 とりあえず宅建士の資格についての本と仕事についての本、十時間で社会学がざっくりわかるという本を借りた。いつしか読書が私の娯楽として定着しており、敷居が高かった少し前とは変わって制限するべきものの部類に入ろうとしている。一つだけ言えるのは、インターネットで見漁っている時と、本棚の周りをぐるぐると回っている時は同じ感覚であるということだ。たった一冊を選んで、それをじっくり読まない事には始まらない。

 三冊も借りれたのは、読書についての心理的障壁が無くなってきている証拠である。インターネットのその先の知識に久しぶりに触れることが出来た。いつしか、学問のすゝめに出てくる、人の差は学んだか学んでいないかで決まるという言葉に感銘を受けて、図書館に現代語訳があるので読みたかったのだが、あいにく貸し出し中であった。元の文は青空文庫で読むことが出来るが、難解で読み切れなそうだ。

 予定通り温泉に向かう。家で寝ると過眠気味なので、温泉で寝れば深い睡眠に入らないだろうと思ったからだ。眠るまで、かなり調子が良かった。16時ごろに寝て、19時頃に起床した。彼女が電話をかけてきたので起きてしまった。そのまま無理やり体を起こして温泉に向かう。

 頭が痛かった。無理やり起きたからだろうか。すぐに温泉に入ったからだろうか。原因は不明だが、寝起きは無理やり起きるもんじゃないと結論づけた。単に朝が弱いだけだが。

 温泉を出て早々に本を読んだ。借りてきた本の内、資格についての本を数ページ読んで飽き、仕事について少し読んだところで、閉館のアナウンスが鳴った。22時閉館だと思っていたが、21時閉館らしい。私が居たリラクゼーション室は20時30分で終了で、他に読めそうなところが入り口近くのテレビの下しかない。テレビの音がうるさくてイヤホンをしていたのにと思いながら、そこで熟読した。思いのほか集中できた。

 21時頃に家に帰った。彼女が喜んでいた。外食をして、掃除のやる気を引き出そうと思った。酒を飲みに行くつもりではなかったが、焼き鳥屋に行くことになった。

 かなりの量を飲んだ。ほぼレバーしか注文しなかったのであまりお会計は高くないかと思われたが、12000円と聞いて驚いた。途中でボトルを入れるか迷ったが、入れておけばもう少し安かったかもしれない。

20240410

 マネージャーは0時10分頃に来た。事前に多少遅れるという電話があった。

 空いた時間が出来ないように、仕事を残しておいた。それをちんたら進めながら、いつもやらない方法などを試した。休憩が終わった後の為にも少し仕事を残しておく。

 大浴場を清掃する時間になり、いつもは1人で清掃するのだが、三人いるので二人で清掃をした。簡単な女性大浴場を清掃しようと思っていたら、鍵を相方が盛っていたので仕方なく男性浴場を清掃した。

 清掃が終わってから、休憩に入ろうと思ったら、マネージャーに、面談をすると言われた。全従業員は今の時期に一人ずつ面談をすることになっており、私は今日マネージャーと面談をすると聞いていたのだった。マネージャーが遅れてきたので忘れていた。

 レストランで面談することになった。何の話をするかまとまっていなかったが、とりあえず、パソコンの話を少し出した。この一年で、パソコン業務に関わることはかなり携わることが出来た。簡単なエラーが出たり、プリンターの設定にとどまらず、指示書側の業務三つ全ての表をかなり早く作れるように改造したし、いくつか自動で出てくるようにホテル側のパソコンにもマクロを入れた。

 レストランのシステムを導入したり、メニューの追加などのこちらでできる業務は私がやっている。一番話題にしやすかったので、その話をし合って終わった。本当は、社員になろうかと思っているとか、副業はOKかなども聞きたかったのだが、聞けずにいた。

 休憩に入り、日記を書く。先日はあえて少なく書いたので心配であったが、朝方にそこそこ大きいイベントがあったのでかなり分量を書くことが出来たと思う。3時8分。

 簿記の勉強も大詰めで、13段落の最後まで終わらせる予定であった。最後は入金伝票、出金伝、振替伝票について学び、何とか休憩中に終わらせることが出来た。最後に近くなると、気持ちが焦ってしまいよくわかっていなくても進めてしまっていたと思う。

 指示書側の仕事は終わっているので、トイレで日記を確認して、フロントで手帳を書く。昨日は話し込んでしまったので、一昨日の分から書かなければいけなかった。それが書き終わると、残していた仕事をいくつか進めた。企業の集計とか、一週間後の予約の確認とかを残していた。一週間後の予約の確認は割と面倒な仕事なので、新人の人にやってもらおうかと思っていた。次の日の分を確認したら、そちらの方がめんどくさそうだったので、今日の分はこなしてしまうことにした。

 フロントで立っている分にはやることは特にないのだが、眠気や疲労のせいで有効活用できない。本来はそれを加味した予定を立てるべきなのだろうが、最近は予定を立てなくなっていた。昨日は特に話し込んでいたせいで書けなかった。大抵やることは変わらず簿記の勉強なので、とくに不自由をしなかったからだ。

 この日も予定をメモ帳に少し書いた程度で、スケジュールを作成しなかった。

 監査が来ていて、身だしなみについてはよく指摘されるそうで、私は前髪が長いのを指摘されないか不安であった。指摘されるのがほぼ確実なので身構えており、引継もかなり急いで引き継いだ。結局何も言われることなく帰宅できた。

 家に帰るなり、米を食べようと思って炊飯器を開けるとほとんど入っていない。余っていたパスタを茹でたら茹ですぎて、無理して食べたせいか、十時間以上寝てしまった。夜勤の時は、寝る前に食べるとよく眠れるので食べてしまう。それが一日を無駄にしてしまう最大の要因なのかもしれない。今までは疑惑程度で済んでいたが、これからは確固たる意志を持って制限しなければならない。予定を立てる上で前提とするべきだ。

 10時から19時頃まで寝て、風呂を彼女と入り、ご飯を食べて、20時30分から21時頃まで簿記の勉強をした。勉強とはいっても全て履修したので模試である。出勤前までに終わるか不安だったが、何とか終わらせることが出来た。10問中7問正解で合格ギリギリのラインだったのが不安だった。

 今日は監査役が居ないので肩を張らずに仕事をすることが出来る。それに三人なので仕事も簡単だ。ビルコン側を適当にこなしながら、簿記について考えていて、過程に宅建の資格を取得するというのがあるので、それについても考えていた。トイレで調べていたら、宅建士は専業資格なので兼業や副業が出来ないと書いてあった。

 夜勤のアルバイトをしながら、宅建のアルバイトもしたかったのでかなり致命的だった。よく調べていないが、もしかしたら他の士業も同様に副業が出来ないかもしれない。なんとなくで取ろうと思っていた資格なのだが、取ることが確定していた為に衝撃的だ。同じ難易度の士業は他にないし、宅建士を本業にしながら、キッチンカーは出来ないし、資格の勉強が出来るかどうかも不安である。

 あるていど仕事が片付いたので、簿記三級の模試を会社のパソコンでやっていた。割と本格的な試験があり、一時間の試験に取り組むことにした。

20240409

 面倒な仕事が入ってきたので指示書を書くのが遅くなった。12時半ごろに始まり、新入社員の研修や、チェックアウトの遅いお客様の清掃を誰に振るかなど、イレギュラーな事があったのでてこずった。1週間後の予約の確認作業を少しだけ進めた。日記を書く前に、よく過去の記憶を思い出す作業をするのだが、その暇もなく休憩になってしまった。

 仕事のない日は日記に消極的で、仕事の日の方が、積極的に書くことが多い。段々と、日記が作業に戻りつつある。わざわざ思い出さなくても日記が書けるようになったのが最近の成長だ。これから簿記の続きを勉強する。3時1分。

 13個の段落があり、一つの段落の項目がかなりばらつきがある。昨日の夜、夕方も進め、5段落まで終わっている。進捗率を見なかったのだが、恐らく42パーセントくらいだ。後半にかなり多くの項目がある為に予想でしかないが、今日進められればあと三回程度で修了できると思う。勉強時間は65時間が目安らしい。多分7時間くらいで終わる。

 そもそもこの勉強を始めたのは、私が社労士に興味を持ち、行政書士や簿記にも少し興味はあったが、長らく勉強に対してブランクがあるので少し、根拠のある自信がない。根拠のない自信は有り余るほどにある。私は自分をとんでもない天才だと確信しているし、ルービックキューブの解き方を一日で暗記したり、一夜漬けで乙四に受かったり、受験勉強をしないで高校に受かった。どれも過去の栄光に過ぎないが、私が一番私の事を知っている。

 順調に簿記の勉強を進めた。なぜこんなに集中して勉強することが出来るのか。心当たりはありすぎる。やらなければならないことをほったらかしにしているからだ。

 引っ越しの掃除と荷造り、キッチンカーの出店、車検までに車の購入や、オークションに出品するなど、絶対に手の回らないことばかりである。全てがどうでも良くなり、こうして簿記の勉強に熱中しているのだ。

 それと、福利厚生で無料のこの簿記の講座が面白いからというのがある。関西弁の講師が喋っていて、たまに内容と関係なさ過ぎて気になる時もあるが、もはや簿記の事を考えている時に脳内で関西弁が流れる程にはしみついてしまった。

 半分を過ぎたくらいのところまで勉強をした。復習をしていない事が心残りである。私の最大の弱点は復習をしないことだが、日記を毎日書く事で克服しつつある。休憩を過ぎて少し勉強をした。前のパソコンから模擬試験をやってみた。分からない試験は勘でやったが、20問中14問正解した。どうやら合格点が7割なので、合格ラインに到達したことになる。

 当初は乙四の勉強時間の目安が40時間だったので、一夜漬けも狙えるのかと期待していたが、どうやら3日くらいはかかりそうだ。残りの勉強を慎重に履修して、少しずつで良いので復習をする。どうせ受かるのであれば、最初から2級を受験しようと思う。浮いた3300円で良い電卓を買おうと思った。8000円くらいする電卓が良く使われているらしい。会計をするのに重宝しそうだ。電卓というのは聴き手と逆の手で打った方が良いらしい。パソコンの場合は右側にあるので、右手で打つ癖がある。

 安い方も4千円しないくらいなので、どちらの電卓を買うか迷うところである。独学で無料で二級を取得できそうなら、高い方の電卓を買っても損ではなさそうだ。

 私が相方に三級の模試に合格したことを自慢すると、高卒大卒の就職に関連する話になった後、相方は自分の身の上を一から話し始めた。小学生の頃、IQを学校で計ったら高かったらしく、中学までは勉強で困らず、高校で挫折し、三流の大学に受かってもほぼ行かなかったらしい。彼女のヒモになって東京で遊び呆け、栃木に帰ってきてレンタルビデオ屋に就職した。そこから勤続もそこそこ長く、地位も高かったが、東日本大震災で大打撃を受けて、本部から送り込まれてきた人が年長者に適正な人事を下すようになって、居心地が悪くなり辞めたらしい。

 今はその会社はかなり成長して、日本経済新聞に載るほどの社長になったそうだ。相方は、それから四年間無職で、退職金を使い切って、このホテルの夜勤に就職した。面接で、会長などの名前を聞かれたが答えられず、なかなかきついことを言われたらしい。配属先が選べたので、その人のいないここのホテルを選んだそうだ。

 私はその時自分の自慢をしたくて仕方が無かった。何とか自分の話をしないように努めたが無理であった。まず山月記の話をした。知らないというので一からあらすじを言ったがあまりにもしどろもどろで、物語の説明する難しさを痛感した。それから、SPIが学年三位だった話などをした。私はこの程度の人間である。自分の自慢をしないと気が済まない。二度と喋らないでよいのなら、そうしたい。

 帰宅をして、温泉でも行こうかと思っていた。どうせやらなければいけない事を出来る気分でもない。予定も立てていない。話が込んでいたからだ。昨日と同じく10時に寝て、16時半ごろに起きた。17時半ごろにご飯を食べたり、入浴を済ませ、18時半ごろから簿記の勉強に取り掛かった。彼女が帰ってきた。昨日のように怒られるのが嫌だったので、笑顔でいるように努めた。初めの方は大丈夫だったが、後半は普通に冷たくしてしまったかもしれない。私が集中しているのを見るのは二日目なのもあり、あまり怒ってはいなかったが、もし簿記以外の勉強をするようになったら、ほったらかしにするのは申し訳ない。そもそもこれは現実逃避なのだから、これ以上の勉強が出来るか分からない。そもそも簿記三級を勉強するにあたって全く紙に文字を書いていない。電卓は一度日割りの計算をするときに叩いたきりである。

 出勤の直前に少しだけ構ってから家を出た。出勤すると、今日いるはずのマネージャーが居ない。24時頃に来るらしい。もう一人の相方は新人だった。まだ研修中なので、三人の日である。

 さぼれないので、24時までに少しサボることにした。簿記の復習を少しだけした。

20240408

 順調に雑務をこなす。全着していて滞っている作業は無い。宿泊者が少ないと、4時にご飯を炊くという作業が無くなることがよくあり、冷蔵庫にいつもよりも少ない米の袋があったので、相方に相談したが、念のため炊くことにした。

 大して何もしていないというのに、一時ごろ、仕事がひと段落した頃に眠気が襲ってきた。携帯で、福利厚生のアプリから、漫画を一冊読んだ。読み終わって、漫画を読んでしまったと後悔していた。有効に使える貴重な時間を娯楽に使ってしまう自分の甘さが、今の自分を作っているのだ。効率は悪いが、携帯で日記を少し書いた。

 大浴場の清掃を早めに終わらせに行く。流石に宿泊者が少ないと、備品の減りもかなり遅い。早々に終わり、ごみを捨てに外に出たついでに、車からコーヒーを淹れるセットを取り出して、ホテルに持っていこうとしたところで辞めた。そんな時間があるのなら、日記を書いたり、勉強をした方が良い。休憩がもったいない。

 休憩に入って、すぐにコンビニに行って、モンスターを四本も購入した。初めてである。仕事をしながら、寝るなら〇ねと自分に何度も言い聞かせていたので、憤怒が体中を巡っていた。休憩も最悪寝てしまっても、後々になって取り返しがつかなくなることはない。その甘さが自分を堕落させていると確信していた。

 モンスターを飲みながら帰ってきた。モンスター一缶で一時間起きれるのなら、1000円を230円で買えるのだから770円儲かると、自分のよく使う理論を黙読していた。急いで日記を書く。途中、はてなブログにたった一人だけ登録している旧友が最新の投稿をしていて、気分が躍った。一人孤独に日記を書いていると、人が恋しくなる。見られたからと言ってどうということもない、自己満足に過ぎない。それでもなにか人と共有したいという欲求が、潜在的にある。3時9分。

 余った時間で福利厚生で特に目をつけていた、Eラーニングのサイトから簿記三級の勉強をした。動画が再生されるので、仕事中や、音を流せない場所では利用できないのが難点だ。PCでもスマホでも観れるが、なんとなくPCから利用した方が良い気がする。

 休憩が終わってから、キリがいいところまで見た。進捗から見て、一時間で13時間分の学習をしたようである。個人事業で少し簿記を経験したのもあるだろうが、想定よりもあまりにも簡単で天狗になった。しばらく資格の勉強時間について考えて、行政書士よりも前に宅建を取ると良いというサイトに影響され、宅建を取ろうかという気になった。10月の20日が試験で、半年あるので丁度良い。勉強時間の目安が300時間らしい。

 あまりに簡単なので有頂天になっていた。相方と、キッチンカーがうまくいかなかった話をそこそこに、資格の話を早速した。現状がうまく行っていない時ほど、関係ないことをして逃げようとする癖がある。逃げ道を塞ぐのが好きで、本能の次に克己心が働く。ゲームを止めたり、SNSを止めたりするのが心地よく、私は勝手に幼少期に親にゲームを取り上げられたせいでできた性格だと考えているが、関係ないと思う。高尚の延長線上にある気もするが、際立って働くので別の要因がある気がするのだ。

 そこそこに予定を立てて、帰宅をして洗濯と入浴を済ませ、予定を反故にして寝た。やらなければいけない事がいくつもあり、今日中でなくても良いのでなかなか取り掛かれない。1日というのは簡単に無駄にすることが出来る。しかし、無駄にしたくないと考えながら無駄にするのは避けるようにしている。日記を書く前からだろうが、思想を積み上げていく過程に、坂口安吾堕落論が入っている。本能に逆らうように規律や戒律、特に武士道のような義理人情がある。私が不意に寝てしまい、その直前や、睡眠に入ろうとするときに必ずそれを容認している自分がいることを、鮮明に思い出すことが出来る。電気をつけたまま寝るのは特に避けるようにしている。堕落するにあたって、未練たらしいことは極力省く。自分の確固たる意志でサボり、それを休息と事前に捉えて、1日惰眠を貪るなり、酒に溺れるなりすれば良い。

 起床をして、もうすぐ17時になろうとしていたので市役所に行くのは諦め、電気、ガス、水道の連絡をした。ガス閉栓の連絡を忘れた。水道以外の手続きはネットでできたので、ITが日進月歩であると震撼した。

 簿記をやる準備をしている段階で、彼女から電話がかかってきた。集中したかったので、極力話さないように努めていた。

 彼女が帰宅して、乾燥機につれていき、食べ物を買いたいというので渋々ドラッグストアに連れていく。帰宅後オムライスを作っている横で勉強していたのだが、話しかけられたり、音がしたりするのが鬱陶しくて隣の部屋に移った。

 私がそっけないのが相当嫌だったらしく泣き出した。直前に察知してキリのいいところで勉強を区切り、慰めるように努めた。

 出勤直前に何とか鎮めて、ホテルに向かっていたら後ろに彼女と同じ車が走っていて、思わず彼女に電話をした。よく見たら違かった。

 今日も宿泊者が少ないので仕事は楽な方だった。面倒な電話が2件かかってきたせいで一時間近く取られ、悔しく思った。

20240407

 中田敦彦YouTube大学日本史編を見ながら、皿やコップを新聞紙に包んだ。中田敦彦の動画は他にもいくつか見ていて、影響を受けた動画は少なからず存在する。日本史を見始めた理由は、中学の勉強の復習ができるサイトで、最初の古代の部分でつまづいてやる気がわかなかったからである。

 世界史の方は以前、いくつか見た記憶がある。最近イギリス史の動画を見た。イギリスは四か国の連合国で、イギリスと呼んでいるのは日本だけだとか、ヨーロッパ諸国から泳いで行ける距離にあるとか、知らなかったことばかりでかなり面白い。

 数年前、このチャンネルがよく叩かれていたのを覚えている。最新の情報ではないとか、所詮芸人の動画だとか、確かに的を得ている批判で、中田敦彦は塾の講師ですらないと私も思う。しかし私が今こうしてのめりこんでいるのは、芸人が歴史の勉強を面白い動画に昇華させたからに他ならない。コメント欄にもこれは語り継がれるべきとか、偉業だと言っている人がちらほらいる。初めは懐疑的であったが、ノートに書いて勉強できない人間にとっては、これくらい浅くて良いのだ。

 途中でモンゴル帝国が北条の時代に襲ってきたところでかなり盛り上がり、彼女と一緒にそこから少し視聴した。モンゴル帝国はアジアとヨーロッパを股にかけ、大英帝国の次に面積の広かった超巨大帝国である。その歴史を知ってから、日本を侵略しに来たという状況がどれだけ絶体絶命か身にしみて感じることが出来た。てつはうの出てきた社会の教科書を眺めていた時の記憶が、少しよみがえってきた。あの時はあっさりと流してしまったが、今の方が当時より圧倒的に面白い。

 彼女は、私が日本史を見ているのを意外そうにしていた。私も別に日本史が好きなわけではないが、単に芸人による動画が面白かっただけなのか、日本史自体が面白かったのかはまだわかりかねている。しかし、このあまりにも浅い動画をきっかけに、気になったところを自分で調べることが出来たのならば、それが正しい選択であることは間違いない。鉱石が好きでその地層の時代背景を知るというのは、科学から歴史を勉強するきっかけになり得るし、海外では包括的な知識よりも、卓越した専門分野を重要視されると見たことがある。あまりに信ぴょう性に欠けるが。

 珍しく倍速をしないで見ていたのもあり、11話中の8話を観終わった時点で4時半になっていた。大体夜勤で眠くなる時間なので、この日も昼寝をしたとはいえ眠気に襲われた。彼女はと言えば、生理痛によってしばらく前から睡眠していた。押し入れに段ボールをきれいに詰めている。私の方が、まだ完全に終わっておらず、このやり方は効率が悪いのではないかと疑問を持ち始めた。途中であったが寝ることにした。

 10時に再度内見に行き、ドアのサイズを測るというアポを取っていた。彼女を連れて、10時に向かう。1分ほど遅れてしまったのを私は気にしていたが、彼女は私が時間にタイトであることにいら立っていた。

 私だけ事務所に行き、書類を先に書いてくださいと言われたので書いた。入居する物件に行き、サイズを計りながら、そういえば家具の方のサイズを計っていないなと今更思い出した。四か所ほど、修繕が必要なところがあり、写真に収めた。

 帰ろうとしたらもう一度事務所に来てほしいと言われ、その後書類をすべて書き終わり、帰り際に四か所の修繕してほしい所を伝えた。最初の担当者と最後の担当者が血が買ったのだが、最初の担当者の作った書類にかなり不備があり、名前が違うとか、4月31日と書いていたり、縦列駐車でないのに書いてあったり、他にニ、三個ミスがあった。最近気になっている行政書士が資格取得に800~1000時間かかると言われているのに対し、宅建は300時間と言われているので、私も暇つぶしに今度取ってみようかと思う。70時間が目安の簿記三級すら取得するのに重い腰をあげられないので口だけだ。

 帰宅して、勉強をしに行こうと思っていたが、全くやる気がわかずに昼寝をした。掃除をするにもやる気がない。先週もそうだった。一人暮らしが長かったので、要因が彼女にあるとは思えないが、それでも彼女が休みの日に限って何もする気にならない。過眠をしてしまう。

 結局、20時ごろに起床して、先にシャワーを浴び、着替えてドラッグストアで食材を買って、納豆豆腐うどんを食べて準備をして出勤した。何一つとして役立つことをしないで出勤したが、早々に眠かった。高校生の頃であれば、眠い時ほど寝ることにしていたので11時間は寝れるであろう体調である。社会人になってから睡眠を嫌うようになり、年々睡眠は悪だと捉えるようになりつつある。自分の怠慢の原因が、眠気によるものではないかと疑っているが、眠くない時に何をしているのか、日記を書き始めてから分かるようになり、スケジュールを立てないことが問題だと知った。土日に活動できないのは、単にスケジュールを立てないからである。

 今日も案の定宿泊者は少ない。仕事もかなり少ないので、ちんたらやっていても直ぐに終わってしまう。

20240406

 掃除をするという戒めの為に、筆ペンでひたすら掃除という文字を書いた。結構おかしい行為をしていたような気がする。先日の出店で全然売れなかったことが衝撃的で、初めての出店で辞めたくなった。

 指示書をあまり早く作りたくなかった。突然変更になるような気がして心配だったからだ。12時過ぎに作り始めたが、部屋数が圧倒的に少なかったために、結局1時頃に作り終わってしまい、そこからしばらくベネフィット・ステーションの福利厚生について調べていた。早速Eラーニングで簿記3級のコースを受講したら、動画を見なければいけないようで、仕事中に勉強するのは断念した。

 休憩に入り、すぐに寝ることにした。日記を書こうかとも思ったが、やる気が全くわかない。キッチンカーが売れなかった事がずっと頭をもたげており、中々寝ることが出来なかった。休憩から上がってもやる気がわかなかった。

 また、福利厚生についてひたすら調べていた。近辺で使えるものを、片っ端から見ていた。数個、年に一回使うか使わないかくらいの特典があるのを見つけ、お気に入りに登録しておいた。

 朝食がオープンする頃から、ずっと相方の息子の進路について話していた。ずっと話し続けられるくらいに話していた。おそらく相方もなにか、思い詰めることが最近あったのかもしれない。大学4年生の進路というのは、私には想像もつかないが、斡旋してくれる高校とは違って大変なことは知っている。私でさえ、今でもどうしたら良いかわからず彷徨っている。

 朝早くに帰宅している途中、彼女から電話がかかってきた。掃除をするという話であったが、どうやら彼女はネイルをしていて徹夜をしたらしい。10時間以上していたというのだから驚きである。私も帰宅をしてすぐ掃除をするつもりであったが、あまりに眠くて、とりあえず散歩をする事にした。コンビニに行き、彼女はタバコを買う。私は特に買うものもなく、疲れていたからか、帰宅をしてすぐに寝てしまった。16時半頃に起床して、とりあえずご飯を食べに行くことにした。

 ラーメンを食べたかったので、そう提案したら彼女は私の知らないラーメン屋の名前を口にした。調べると家から最も近いラーメン屋であった。一度行ったことがあり、凡庸なラーメン屋という印象であった。とりあえずそこに行き、それから掃除をするという計画をした。

 私の車で行こうと、珍しいことを彼女が言うので了承した。おそらく先日、買い出しに彼女の車で行こうと提案した時に、自分の車を使われることを少し良く思わなかったからであろう。決して積極的に使いたいわけではないが、彼女が、直角の座席シートを嫌がるので彼女の車で出かけているに過ぎない。

 店に行き、彼女は前から気になっていたという炙り肉味噌ラーメンを注文した。私は一番普通そうな物を頼もうと、タンメンの大盛りと、黒チャーハンを推していたのでそれを注文した。別にそれが食べたかった訳では無いが、彼女が晩酌セットというビールと餃子付きを注文し、値段が高かったので妬ましくなったからであった。

 麺を特盛にしたのが問題であった。タンメンの上に辛味噌が乗っており、それが結構辛い。辛いものはあまり多く食べれない。野菜も大盛りにしたので食べるのに時間がかかった。彼女の方もかなり満腹そうであった。このまま帰宅をしても掃除をできないことは必至である。とりあえず、閉店20分前の百均に行き、フラフラと彷徨う。彼女が掃除用具を少し購入した。

 もう少し散歩をしようと思い、たまたまグーグルマップで見つけた、住んでいる場所からそれほど離れていない、そこそこ大きい公園に向かった。営業終了と書かれていたが、公園だから問題ないだろうと高をくくっていた。

 道のりに店がほとんど無く、ついた先にはフェンスがかかっており、管理地につき立入禁止と書かれていた。本当に入れない公園があるのかと驚き、そのまま帰宅をした。その公園は自分達が中学生の時に宿泊学習で泊まった施設であった。忘れていた懐かしい思い出が、少し蘇った。

 当時、私と同じ班のとある卓球部の知人が、排水口に落ちた話をして笑っていた。私の真後ろにいた知人が、私と話していてよそ見をしてそのまま排水口に落ちた。見て見ぬふりをして去ったのを鮮明に覚えている。彼女は当時卓球部で、その有名な知人を知っていた。

 帰宅して、まだ腹がもたれていたので少し散歩をした。コンビニでモンスターを買った。彼女は生理になったので鉄分のあるものを買いたいと言って探していた。ふと、天下一品のラーメンがあるのを見て、買いたい気持ちを抑えるので精一杯であった。何とか、彼女はグラタンを買っている脇で、ねぎとろの手巻き寿司を買った。手巻き寿司のいいところは、中身が多い事だ。助六寿司を食べた時に痛感した。

 家で少しご飯を食べて、掃除に取り掛かることにした。皿を新聞紙で包むという単純な作業だったので、最初は音楽をかけていたが、途中から中田敦彦Youtube大学の日本史を1から見てみることにした。