じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240411

 簿記三級の模試を受けていた。試験の設問すら知らずに勉強していたので為にはなった。途中で、来客があって手伝ったり、仕事の話をしていたので時間をしっかり使えなかったのはあるが、三問が特に難しかった。簿記三級の勉強をすれば簿記三級が取得できると高をくくっていたのがあだとなった。

 結局、56点で不合格となってしまった。他人に言えない程悔しいのでもっと勉強をしなければならない。しかし、キッチンカーや引っ越しの支度などをほったらかしにしてきたので、今日は家で勉強する暇はない。なんとかして合格ラインまで達するように、勉強しなければいけない。いつも使っているEラーニングのサイトを開いたら朝までメンテナンス中となっており、仕方なく別のサイトで見ることにした。以前見たことのあるサイトを見たかったが、見当たらないので初めて見るサイトを閲覧した。

 やはり今まで見ていたのは塾の講師であったのもあり、クオリティが低いのは否めない。それでもかなり勉強にはなる。時間こそかかるが、特に三問の試験を満点取れるように勉強したい。

 どこで区切りをつけるかが焦点だ。今日の勤務中の時間だけが簿記三級の区切りの時間である。休憩中に区切りをつけてしまい、勉強しないように本でも読もうかと、車から本を取り出したところで、今日が本の返却日であることを思い出した。完全に忘れていたので急いで読まなければならない。

 フロントで少し仕事をしていたら、相方が大浴場から呼んできた。今日女性大浴場で壊れてしまったドライヤーのスタンドを直していたらしく、壁に取り付けられているスタンドの仕組みが分からずに苦戦していた。私は反対側の正常な方を取り外して、中を確認した。複雑怪奇でなかった為に直すのも容易であった。ついでに男性大浴場を清掃してくれたのが助かった。元々ビルコン側の仕事だが、三人いるので手分けして仕事をした。

 日記を書いたら、勉強はしないで本を読む。本を読んで気持ちを切り替えて、何とか荷造りを終わらせる。4月11日。

 残りの休憩を季語辞典を読んで過ごし、休憩から上がると相方2人は仮眠をしていた。幸い部屋の角が空いており、そこに荷物を移動して、続きを読んだ。まだ秋の途中であった。

 朝食のスタッフが出勤し、相方が起きてからも続きを読んでいた。指示書を確認する仕事があり、後回しにしていたら相方がやってくれた。今日は半日分の仕事しかしていないような気がする。秋と冬も読み、最後に新年という欄があった。新年は季語の中でも分けて考えられているらしい。あとがきはなく、非常に面白い本であった。俳句にかなり興味を持つきっかけになった。

 松尾芭蕉の俳句はかなり洗練されている。私には難しいことは今のところわからないが、洗練というのが一番当てはまっている。他の作者の俳句も引用されていたが、私が好きなのは情景が浮かぶ俳句である。人のことを書いているよりも感傷的で共感や想像ができる。

 葉書を書いたが、俳句のことで内容が埋まり、最後「古池や蛙飛びこむ水の音」を筆ペンで模写した。たった11文字だというのに結構な時間がかかった。フロントに相方2人が立っており、11分頃まで書いていた。三人の時、30分ごとに一人後ろで休憩するという暗黙のルールがあり、まだ朝食が始まっていないので、今フロントに出れば休憩ということにもならないだろうが、恐らく三十分休憩を回そうという話になるので、それを相方に言わせるのは申し訳ない。どうせ手帳を書くからということで30分まで手帳とスケジュールを書いた。

 フロントに立っても、喋ることがあまりなかった。2人でも喋ることがないのに、本人になるとなおさら喋ることがない。掃除をしなければならないので憂鬱であった。

 帰路につき、いつも通りニュースを流すが、つまらないものばかりであった。重要な内容として、小林製薬の紅麹問題の近況などが挙げられるが、それ以外の韓国大統領選挙や重要でない日銀金利緩和などの冗長な話を聞くのに耐えられず、残り時間を見たら大量に残っていた。

 家に帰ってから掃除中に見ようと思っていた中田敦彦YouTube大学の動画を見始めた。やはり芸人なだけあって面白い。1話30分無いくらいで、11話もあるのにあっという間に感じる。9話の近代史が始まった所である。

 帰宅して、とりあえずゴミを片付けることにした。たしか先週燃えるゴミに瓶や缶などを入れたせいで、二袋持っていかれなかった。その為に袋から分別しなければならない。面倒だが、とりあえず見に行くと、今週は持っていってくれたようだ。肩の荷が下りて、掃除を進めることができた。ゴミを大量に分別して、洗濯や洗い物を進めた。

 予定では本を返して、温泉に行きそこで寝ると決めていた。予想以上にやる気が湧いて意外であった。カンセキアスファルトの洗浄剤を探し、オイル漏れ用がなかったのでセメントスプレーを買った。オイル漏れ用の洗剤と金額は近いのだが、どうやらあまり落ちないらしいので、注文するよりは隠してしまおうと思ったのだ。

 住所変更をまだしていないのだった。思い出して、市役所に寄ろうか迷う。途中にあるのでタイミングは良いが、まだ引っ越していないし、引っ越してからでも良いかと思い素通りするつもりだったのだが、間違えて市役所の駐車場に入ってしまった。ついでに申請しようかもう一度考えて、結局辞めた。反対側から抜けて出た。信号が丁度変わるところで、まっすぐ行くよりも少し早く進めた。

 図書館に着いた。借りていた本の返却期限が今日であった。ついでに本を借りようと思っていた。本棚の周りをぐるぐると回って30分ほど費やした。インターネットで調べている時とよく対比する。対比するとき、天秤に乗せるという言葉が思い浮かぶと同時に、フリーレンに出てくるアゼリューゼという言葉が浮かぶ。

 とりあえず宅建士の資格についての本と仕事についての本、十時間で社会学がざっくりわかるという本を借りた。いつしか読書が私の娯楽として定着しており、敷居が高かった少し前とは変わって制限するべきものの部類に入ろうとしている。一つだけ言えるのは、インターネットで見漁っている時と、本棚の周りをぐるぐると回っている時は同じ感覚であるということだ。たった一冊を選んで、それをじっくり読まない事には始まらない。

 三冊も借りれたのは、読書についての心理的障壁が無くなってきている証拠である。インターネットのその先の知識に久しぶりに触れることが出来た。いつしか、学問のすゝめに出てくる、人の差は学んだか学んでいないかで決まるという言葉に感銘を受けて、図書館に現代語訳があるので読みたかったのだが、あいにく貸し出し中であった。元の文は青空文庫で読むことが出来るが、難解で読み切れなそうだ。

 予定通り温泉に向かう。家で寝ると過眠気味なので、温泉で寝れば深い睡眠に入らないだろうと思ったからだ。眠るまで、かなり調子が良かった。16時ごろに寝て、19時頃に起床した。彼女が電話をかけてきたので起きてしまった。そのまま無理やり体を起こして温泉に向かう。

 頭が痛かった。無理やり起きたからだろうか。すぐに温泉に入ったからだろうか。原因は不明だが、寝起きは無理やり起きるもんじゃないと結論づけた。単に朝が弱いだけだが。

 温泉を出て早々に本を読んだ。借りてきた本の内、資格についての本を数ページ読んで飽き、仕事について少し読んだところで、閉館のアナウンスが鳴った。22時閉館だと思っていたが、21時閉館らしい。私が居たリラクゼーション室は20時30分で終了で、他に読めそうなところが入り口近くのテレビの下しかない。テレビの音がうるさくてイヤホンをしていたのにと思いながら、そこで熟読した。思いのほか集中できた。

 21時頃に家に帰った。彼女が喜んでいた。外食をして、掃除のやる気を引き出そうと思った。酒を飲みに行くつもりではなかったが、焼き鳥屋に行くことになった。

 かなりの量を飲んだ。ほぼレバーしか注文しなかったのであまりお会計は高くないかと思われたが、12000円と聞いて驚いた。途中でボトルを入れるか迷ったが、入れておけばもう少し安かったかもしれない。