じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240111

 今年は花見をしたい。というのも、携帯でGoogleを開いたときに出てくるニュースを誤ってタップしてしまうことがよくあって、燗銅壺というものを偶然見かけたからだ。昔の、外で熱燗ができる器具で、金属でできていて、その飯盒のような缶にはドリンクホルダーのような穴が二つあり、内側と外側の間に水をためておき、片方の穴で炭を起こすと器具の内部が暖められて、その熱でもう一方の穴に入れた徳利が温められるようになっている。炭の方では焼き物などが出来るような風になっている。茶道にも使われたようだ。

 それを見てまずAmazonで記事と同様のものを探したが、骨董品のようで全く同じものは見つからず、似たようなものが3万円ぐらいで売られている次第であり、贈り物や思い付きで買うようなものではないなと思い、自作の道も考えたが風情に欠ける。そこで用途について主観的に考えたところ、花見が思いついたわけだ。ゴザを使ったら和風だなと思い古ゴザは畳屋で手に入る可能性が高いという情報も得た。

 実際に今年は花見に行くのかと問われれば、特に準備などもする気は起きないが、日記を書く上で季語を使いたいと思い始めたこの頃、花見という古来からの風情ある行事を実体験することで取り入れたいとも思っている。

 手帳で書いていることをパソコンで残そうかと思い寝室で書いているが、書きながらつまらないなと思う。この何とも言えない文章中の浮遊感は作文用紙に書いているときと同じだなと思う。小さい手帳に詰めて書いているときの方が文章が乗っているような気がする。そちらに慣れてしまったからだろうか。パソコンで書くことを継続すればそのうち納得できる文章を書くことができるのだろうか。

 手帳では実現できなかったがブログというものの中では一日原稿用紙5枚分書きたいという目標を達成することができる。どうやら、はてなブログでは書いているときにこの記事が何文字か表示されるようだし、このまま2000文字書いてみたいと思う。文字数を意識して書くと内容が薄くなりそうな気もするが、今は毎日どれくらいの文章を書けるかだけに専念したい。

 朝の10時半に起床した。何かすることはないかと思いながらも、やらなければいけないことが多すぎて嫌になる。まず走ることにした。何もない日は起床してすぐ走りたくなる癖がある。どこに走るかを少し思案して、決まらないまま着替えて外に出た。外に出てからも少し考えて、片道20分くらいの場所に行き、帰ってくるときに少し迂回しながら1時間走ろうと思った。前にどこかで調べたが、20分以上走らないと脂肪が燃焼されないらしい。脂肪が燃焼という言葉はアフィリエイトの記事によく出てきそうであまり好きではないのだが、消費や減少といった用語もあまりしっくりこないので使っている。そのまま市の中心部とは逆の方向に向かって出発し、すぐに迂回して、家の周りの道をうねうねと進むことにした。当初の予定など全く無視しているが、よく片道の目測を誤って、さあ帰るかというときに片道一時間はかかる場所にいることがあるので妥協して近所のジョギングという形になった。結局30分くらいで帰ってきた。YouTubeを見ない、動画を見ないといいつつ、TikTokを消してYouTubeを停止した上でブラウザでYouTubeを見たり、Twitterでショート動画を見たりしている。動画の視聴は脳と目の疲労になると考えていて、数時間後に眠くなりやすいし、だいたい見たことを鮮明に思い出すことができないからだ。今日はソ連の国歌やロシアの国歌の動画を見た。

 洗濯物を取り出してくる。こういうただの一時の作業を書きたくなるのはTwitterのせいだろう。結局消せずに、中学一年生の時から続けているのだから思想に大いに影響を与えている。今の時点で約1600文字書いているが、これで原稿用紙4枚分書けてしまったのだから驚く。駄文であるのは承知だが一日目であるし、40分ほどで4枚ならば一時間で6枚は書けるだろう。ルートインで手書きで手帳を書くときは1時間で900文字くらいだった。ノートパソコンで書いた方が圧倒的に早い。内容は一考の余地がある。

 そうすると、今度は思いのままにキーボードを叩いていると増えていく文字数がだんだん怖くなってくる。2000文字を目標にして書くということは、2000文字位に収めるという意識でもある。後200文字も書けないので今日の残りの予定を記しておく。今日は17時半に彼女が帰ってくる。ナポリタンがご所望なので、その時間に合わせてナポリタンを作る。まずは洗い物から始めなければ。その後に入浴の支度などを済ませて睡眠する。22時からルートインがあるからだ。こんなにも文章が書けるのに、時間の制限があるなんてと悲観してしまう。ルートインの仕事中は手帳を書くことはできてもノートパソコンを開いて堂々と私事をするわけにもいかない。今日はこんなところで終わらせておこうと思う。ナポリタンを作らなければいけないからだ。