じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240118

 一日休みだったが、特に何かしたわけでもない。本来やらなければいけないことは山ほどあるはずだが、何一つ手を付けることなく、一件目酒場に飲みに行き、回転寿司を食べ、ツタヤに行き何も買わず、帰宅して少し酒を飲み、後述する動画を見て、2時ごろに就寝した。

 隠すことでもないが、ここ数日は暇さえあればASMRを聴いている。本を読んでいるのは仕事の合間ぐらいである。思えば、高校生の頃から暇さえあればASMRを聴いていた。不健全なものも聞くが、今年はすべて健全なものを聴いている。人間の趣味趣向は、生まれながらにして決まっているわけではないが、例えば、将棋という趣味は少し高尚のように感じる。パチンコは低俗のように感じる。と言った具合に、自分の趣味は自分の理想通りでありたいと思っている。最近、人間はめんどくさいという言葉を聞いた。これは後述すると言っていた、有隣堂という本屋のYouTubeの内容の一つである。

 私は私自身を複雑だとか、単純だとか、一括りにすることはできないと思っている。比較するものもないし、その時によって変化することもあるし、変わらないこともある。ただ、言語化するとき、言語化できるように単純になろうとする作用が働いているように思う。最近は特にそう感じることが増えた。極めつけに有隣堂に登場したピース又吉の本の解説動画である。

 ピース又吉の、本に対する作法、読書に到るまでの、一日から数日にかけての過ごし方、すべて含めて読書だと言っているのを見た。私なんて、いかに自分を失って生きてきたか。私は私の作法を全てと言っていいほど失って生きてきた。愛すべき先入観を、常識で上書きしてきたのに、なんて純粋で、人間らしいんだと感動した。

 もはや、何も言葉にすることはできまい。すべてがつまらなくもなる。別に、今日の日記を2000字も書く必要もない。書くほどの事はしていないのだから。