じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240131

 特に何もしなかった。

 それで終わらせたいくらい、なにかを成したというわけではない。ただ、何もしないというのは、何かをするのと同じ時間が流れているし、眠っているのでなければ行動している。この日は、寝ている時間が長かったわけではない。

 朝方はとても眠かった。前日はしっかり寝ていたはずだが、どうにも体が痛い。たぶん、昨日、公園の地面で6時間も寝たせいだろう。いい趣味ができたと思ったのだが、布団で寝るほうが身体に良いらしい。

 終業が近づくにつれて、めらめらとやる気が湧いてきた。眠気もピークであったが、今日は10時間しか職場にいないので、それ以外の時間は自由に使えるのだ。社員だった時や、ダブルワークをしていた時とは違う。1日を有意義に使うには、本人の確固たる意志が必要である。それと、行動するための具体的な方法を確定させる必要がある。これを見誤るので、無計画な日はスマホをいじって一日を終えてしまうのだ。

 今日は掃除をしよう。掃除をする上で、音楽を流して踊りながらであれば退屈しないで済む。それだけを考えておいて、朝食にアイスコーヒーを5杯飲んで帰宅した。アイスコーヒーを5杯以上飲むと、眠くならないというジンクスがある。最近、2杯や3杯だけ飲んで帰宅して、すぐに寝ることも多かった。満腹の状態で飲むのでかなりの苦痛を伴う。

 1時間くらい洗い物や洗濯をして、いつの間にか歌っていた。2時間ぐらい歌っていた。御香をつけたり廃天ぷら油を使った小さいランプを灯して1時間くらい潰した。それから布団に入って、2時間ぐらい動画やASMRを聴いて寝た。YouTubeではASMRが表示されないように設定したので、違うサイトで聴いた。一応動画もASMRも聴かないように心がけてはいるが、音楽を聴いたりアニメを観たりすると、その制限が外れてしまう。イヤホンを捨てたりスマホのバッテリーを抜いたりすれば聴かないで済むが、日記を書けなくなるので不可能だろう。

 ところで、この日記はスマホから書いている。PCをバッグから出す前に、暇をつぶす為にもスマホから書いている。誰が見ているか分からないから割愛する。

 彼女が帰ってきたが、私は寝ていたので、起きずに微睡みの中また動画を見ていた。動画は、悪なのかもしれない。私の時間を際限なく奪う。ゲームと同類のような気がする。ただ、動画で得られる情報は膨大だ。動画を失えば、私が見ている有隣堂岡田斗司夫などの動画が見られなくなる。よく閲覧している2ちゃんねるのコピペやネットミームは必要ない情報かもしれないが、三島由紀夫の動画は面白いし為になる。政治家の動画も同様だ。あくまで学習をするという目的で閲覧するのでもない限り、時間を忘れて見入ってしまって、今日のように後悔する羽目になる。

 他に私の生活を蝕んでいるものは何だろう。テレビはとうの昔、中学生の時に観るのをやめた。アニメも滅多に見ない。漫画はたまに熱中して一日を費やす。ライトノベルは何年も読んでない。小説は読んでもよい物と位置付けている。たまに飲む酒も、一日二日を平気で失う。もし、私の生活にスマホがなかったとしたら、代わりに漫画を読んでいそうな気がする。漫画を読まなければ、将棋とか、囲碁とか、ボードゲームをしているのだろうか。それが、私の理想なのだろうか。世の中の多くの事に手を出したいあまり、何をしたいかで決められなくなってしまった。比較して、どれが他人から見て、私から見て高尚に見えるかで、趣味を決定しようとしていて、私が最も熱中したいものは常に遠ざけている。段々と私の中の欲求が薄れてきて、怠惰になったり、厭世的になったりするのではないか。怠惰は本質ではなく、私の意思決定の末の老廃物なのかもしれない。

 こんな風に自分の趣味を巡って悩むことが出来るのも、昼間の仕事がなくなったからだ。昼間も夜勤も連勤の時は、手帳に日記を書くことしかできないし、思い返してみれば、5分の休憩の間に、どんな短編を読むかで一日頭を悩ませていた。それが今は、6時間の猶予があってもだらだらと飯を食べて、布団で携帯をいじって、何を見たかということは日記に書けないほどに覚えていない。やはり、日記に書けないとか思い出せないとか、そういった事が老化や知能低下に繋がっているような気がする。あくまで疑惑に過ぎないが、これを辞めて日記に書けることだけを一日熱中してみたら、段々と昨日や一昨日の事を思い出せるようになって、記憶力が向上したり、思考力が向上したり、生活が優れた方に向かって行ったりしないだろうか。

 願望。憶測。夢を見るのはいつだって面白い。パチンコ屋での仕事中はよく妄想をした。それも何時間にわたって妄想をして、今の今思い出せることは殆どない。

 ボケ防止に食べたものも書いておく。この日は朝食しか食べていない。ご飯の上に八宝菜を乗せて食べた。食べながら、中華丼とは八宝菜をご飯の上に乗せたものだと知り驚愕した。ご飯を少しずつ食べて、八宝菜を大量におかわりした。食べながら、自分が、朝食の時に腹を満腹にしないといけないという焦燥に駆られていることに気づいた。それも食べている時だけだ。

 腹8分目の所でコーヒーを飲んだ。苦しいが、何とか5杯飲んだ。

 他に勤務中に煎餅やチーズ魚肉ソーセージなどを食べた。眠気覚ましにコーラを飲んだ。