じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240126

 書く内容がないと書き出しに困る。AwichをBGMにしようと試みたが難しいのでやめた。Snail's Houseも駄目だったので雅楽にした。

 今日は推敲をしながら書く。文字数が達するか不安だ。仕事の方は暇だったので気が楽だ。この日は帰ってすぐに寝てしまった。本来やらなければいけないことが二つあったが、どちらも寝過ごした。LINEの返信とクリーニングである。LINEの返信はその後に済ませたが、クリーニングは27日にでも持っていかなければならない。29日にパチンコ屋に持っていくと伝えてあるので、間に合うかどうかわからない。

 寝過ごしてしまったのは、朝食を食べ過ぎたのが原因だ。わかってはいても食べ過ぎてしまう。日常の中で幸福を感じる出来事は限られていて、私にとっては欠かせない要素の一つである。私の見た情報が誤っているかもしれないが、偉人や小説家、仕事人は食事を楽しんでいない人が多いようだ。

 9時半に寝て18時に起きた。8時間半も寝過ごしてしまった。職場で10時間、残業と朝食で1時間、移動と準備で1時間使うと、家での時間は12時間しかない。この日は1時間30分しか行動をしていないことになるが、その間に飯を炊いたり、お線香を点けて香りを楽しんだり、夕食を食べたので、書けるほどの事をしていないように思う。

 朝食の内容は、ハヤシライスとスクランブルエッグである。これを二杯、皿いっぱい食べた。目算で1.5合。夕食は小さいカップラーメンと、うどんを二玉解凍して、消費期限の4日過ぎた油揚げ5枚を、すき焼きの割り下で焼いたものを入れて二人で食べた。この油揚げのすき焼きがかなりうまい。以前消費期限の切れた油揚げを、同様に焼いて食べたが、こんなにうまいのかと感激して、もう一度試した次第だった。今回は少し火を入れすぎてしまったような気がした。私は醤油の焦げた臭いを嗅ぐと苦い味を思い出すので、その臭いがするのではないかと危惧した。実際は砂糖の香ばしい香りがしたのみで、すき焼き特有の深い甘みが生まれていた。今まで牛肉特有の甘さだとばかり思っていたので感激した。また作りたいと思った。

 彼女は私が消費期限が切れていると言った時は

「明日出かけるのに腹をこわすからやめな」と言った。

 私が

「いつも壊しているから大丈夫」と言っても

「腹を壊す理由は少なくできるでしょ」と言い反対していた。

油揚げを食べると彼女は

「油揚げのスポンジみたいなところが好き。うどんの汁を吸ってうまい」

とか

「おじいちゃんがうどんにすき焼のたれで焼いた油揚げと肉を入れるのが好きだから、おばあちゃんが良く作る」とか言って、反対していたことはもう忘れてしまっていた。

 

 先程、雅楽を流し始めた直後、これは書けないかもしれないと思ったが、書いていると不思議と気にならない。他の音楽も耐えていれば書けるようになるのだろうか。

 

 彼女に、ホテルで暇なときにポストカードを書いている。宛名の面が縦に二分されているので、下に文章を書くのだが、その日はミモザの絵だったので冒頭でミモザに触れた。夕食後に手渡した時

「これ何の花だっけ。ミモザ?」というので

「裏面を見て」と言った。彼女は見ると文章を読んではにかんだ。

 私はそうなると読んでいたかのような、虚栄心によるいやしい笑顔で応えた。彼女は私が好きなので内心には気づかない。手紙にはいちご狩りや県民手帳について書いた。県民手帳に書簡用語や特産品が書いてあること、県民手帳を発行している県が減少していることである。読み進める彼女に、いちごについて口頭で補足をした。とちひめといういちごは栃木県でしか栽培されておらず、いちご狩りは予約が必要で、今は旬の時期だと言うと彼女はいちご狩りは好きだという。私は行ったことはないが、続けて

「とちひめは普通のイチゴの三倍くらい大きいらしい。大きくてもうまいらしい。30分1000円で30分しかないのかと思ってた人が10分でおなか一杯になったらしいよ」と言うと彼女が

「いちごは無限に食える」と言う。

「おにぎりくらいの大きさあったよ」と言っても大丈夫と言っていた。

 こういうことを言われると、過言を暴きたくなる。なおさらいちご狩りに行きたくなった。

 そもそもいちご狩りとはどういうことをするのかよくわかっていない。いちごを時間内に摘み取ってそのまま食べられる、という物だと勝手に思っている。あまりにも周囲で話題が出ないので最近まで興味を持ったことがなかった。私がいちご狩りに興味を持ったのはその日が初めてで、朝方の暇なときに、手帳に書いていることを眺めていたら、いちごを紹介していて、とちひめが流通していないということを知り興味が沸いたのだった。

 明日一緒に出掛けるからと一言言われたが、彼女は徹夜して編み物をするという。明日は大丈夫なのかと言っても大丈夫だというのだから、ご都合主義なものだ。いちいち咎めることはしないが。