じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

本好きとは。

 私の周りには本好きがいない。私も本好きというには本に対する熱意とか、物欲とか、収集欲が足りないようだ。本好きはかっこいい。私も本好きのようになりたいと思っているが、本を家に置きたくないし、置き場所もない。しまいには本を買いたくないという有様で、本好きの特権の、家具として本を置くには絶望的である。

 本を読むかと言われれば、程ほどである。程ほどとは、一か月に一冊読むかどうかという具合で、とても本好きとは言えない。ただ言い訳としては、著作権の切れた太宰治芥川龍之介などの作品を、青空文庫で読んでいる。太宰治は好きなので結構読んだと思う。まあ、本好きには程遠い。

 それでも、私は本好きに憧れている。本好きが持っている雰囲気に憧れている。まだ、本好きには出会ったことはない。