じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240425

 マネージャーが、黒板を買ってきて、ここに朝食を食べる人用のアンケートのようなものを作りたいと言った。その為に、イラストを描いて欲しいと言うのだが、結局、イラストをラミネートして張った方が良いのではないかという話になった。

 暇だったので、早速ホテルのマスコットキャラクターを印刷して、ラミネートした。形に沿ってはさみで切ると、細い部分に突き当り、ラミネートの部分がはがれてしまった。輪郭に沿って切るのは断念して、丸く切り取る。三種類作るつもりで印刷したが、一つは背景が白くないので、丸く切り取ると浮いてしまう。そのイラストだけ、ペイントでトリミングして拝見を白くすることにした。

 久しぶりにトリミングなどをした。マウスでトリミングをするのはなかなか難しい、過去にスマホでトリミングをするアプリを入れて、何度か使用したがかなり使いやすかった。ブラシの種類が豊富で、消し過ぎても戻すよりぼかした方が自然になった。

 ペイントのようなディフォルトのソフトで出来ると知ったのは、キッチンカーの設計図を作る為に、車の図面の数字や線などを消したからだ。しかし、Windowsの強みは大量に使えるフリーソフトにあるのではないかと思うのだ。会社のパソコンなので勝手に入れるのは憚られる。

 1時間近くかけてトリミングと切り取りを終え、時間が余ったので、手帳を書いていた。それから、はがきを書いた。少し談笑をして、大浴場に向かう。新しく入った人は、他の人から、仕事が結構適当だと聞いていた。適当とは言っても、間違っていることをするとか、ちゃんと仕事をしないという訳では無い。この日は、三日目にして、大浴場が2時で閉まるのに、もう清掃してしまおうと発言した。確かに、清掃は2時より前に始めてしまうことも多い。それはそうなのだが、新しく入ったばかりの人の口からそれが出てくると驚く。

 適当に、大浴場の清掃をした。先に塩素をチェックすると、塩素がほとんど出ていなかった。先日も出ていなかったので、スパクリーンを撒いたのだが、量が少なかったようだ。そもそも同梱のスプーン一杯を入れるとかなり入れすぎなので、量についての規定などは無い。

 昨日の倍程度入れて、清掃をして撤収した。休憩に入り、日記を書き始めたのだが、先日の書きかけを仕上げて、当日の初めまで書いて寝てしまった。ここ三日間毎日モンスターを飲んでいるのだが、流石に効かなくなってくるようだ。

 休憩を睡眠に費やし、少し過ぎて起床した。簿記を少し勉強した。単元が終わり、区切りがいいのと、少し飽きてきたので工業簿記に手を出してみた。工業簿記のさわりで、商業簿記で覚えた五つの貸方借方の振り方が通用しないような旨が書かれていて慄然とした。これだけで二級商業簿記と同じ量の単元が用意されているからだ。本当に短時間で履修できるのか。どれだけ勉強に時間を費やすかにかかっている。幸い趣味という趣味がないので、私には向いていると思う。

 休憩が終わり、フロントで談笑をしていた。他愛もない話で、先日の話に似ている。自分の話題が少なくなっているのを感じる。その中で、ネタのようなものがいくつか浮かび、こらえきれなくなって発言するのが私の大人になってからの癖である。子供の頃に非常に似ている。中学生、高校生の頃の、最適でない話題を選択しないという技術は失われてしまったが、会話に対しての熱量は同じで、どう振舞うかだけが人からどう見られるかを左右すると思う。

 引継ぎが終わり、このままスクラップを持っていく予定であったが、初めて行くので抵抗があり、後回しにして朝食を食べた。いつもよりは少なめに抑えた。9時からガス会社が修理に来るからだ。

 8時55分頃に出たので、9時からのガス会社の工事に少し遅れる形で到着した。堂々とアパートの方に戻ると、もう工事が開始しているようであった。私がスーツ姿で、堂々としているので、相手もたじろいでいるような気がした。服を着ることで気が大きくなるという感覚を体感した。

 アパートのガス工事をしている中で、私は服をたたんでいた。服をたたむなど久しぶりの行為だが、部屋が広くなったおかげで、あまり抵抗がない。そもそも、私は私の部屋をきれいにするという行為に時間を費やしているので、きれいになって当然である。何事も、それにどれだけの時間を費やしたかが、成果の多寡に影響を及ぼしているのだ。短期間で、大量に詰め込もうとする従来の方法は、短期間で出来るという驕りが現実との乖離を生み出していたのだ。

 ガス工事が終わり、点検の業者が来た。点検の業者は、諸々の点検をすませ、浴室に行き、浴室のラックが落ちているのに気が付いた。私も知らなかったので、自社の作業員に確認をして、どうやら違うという返答であった。不動産の人に確認をする運びとなった。今日の13時にいろいろな個所の修理に来てくれるので、私は立ち合いではないのだが、ついでに見てもらうようにラインをした。

 12時ごろになり、洗濯物を乾燥機に持っていき、ようやくスクラップを持っていく決心をした。職場のホテルの近くなので、経路がほとんど同じである。結果を言えば、業務用の製氷機を引き取ってもらうことに成功した。

 外国人の作業員しかいなくて、日本語をしゃべれるのはどうやら一人だけらしい。無料であったのが意外であった。冷蔵庫もその後に持って行った。こちらは二千円かかった。帰り道を別のルートにしたので、彼女の職場の前を通ることになった。受付の方にはいなかったが、外の巡回中で、すぐにわかった。彼女がこちらに手を振ったので、私も手を振り返した。

 荷物を運び出し、新居に持っていく。地道に往復をして、三階まで運び出し、余ったオリコンや、段ボールを下におろした。

 ふとんを運ぶのに難儀した。底に8枚近く重ねてあり、同時にまとめて運ぼうとしても持ち上がらない。仕方なく一枚ずつ運び出した。寝ているのでつぶれていて分からなかったが、8枚を折りたたんで乗せると、軽バンがいっぱいなった。

 図書館に本を返すのを忘れており、返しに行くことにした。三冊の内の一冊は読み終わっているのだが、残りの二冊は読み終わっておらず、延長が出来るか聞いた。初めて延長をしたが、難なくできた。それから図書館で公認会計士の本を読んでいた。20ページを進んだくらいで彼女から電話がかかって来て、読書日記に書くのを忘れた。

 電話を折り返しても連絡がつかない。とりあえず、車に乗せた荷物を新居に持っていこうと思い、新居に行ったら彼女の車があった。荷物を運び出して、部屋に入ると彼女がいた。私は夜勤明けでろくに寝ていないので、喋らずに荷物を運び出していたら彼女も手伝い始めた。

 旧居に行って、運べる荷物をひたすら運ぶ。彼女は床の掃除をしてくれた。2時間以上、そうして掃除をした。何とか旧居の掃除を終えて、すき家に向かった。