じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

今週のお題「最近おいしかったもの」

今週のお題「最近おいしかったもの」

 助六寿司。

 きゅうりが大の苦手で、多く食べると吐いてしまう。それもあって今まで敬遠していたが、ふと稲荷寿司と巻き寿司という組み合わせに風流を感じて、ドラッグストアの惣菜にあった助六寿司を思い切って買った。

 早速車の中で開封して、おもむろに手で食べた。醤油をつけるのに難儀したが、大変美味かった。今まで食べなかったのを後悔する位である。以下に助六寿司の魅力を語る。

 稲荷寿司は元々好きで、毎度わさびを多量につけて食べる。油分が多いので、他の寿司では辛すぎて食べられない量でも、安心して大量につけて食べることが出来る。わさびも大好きである。脱線して申し訳ないが、機会があったらとは言わず、今日にでも是非、チューブわさびを舌の先に乗せてみて頂きたい。塩味と旨味を感じることが出来るだろう。チューブわさびとは、辛い以前に美味いのだ。

 巻き寿司は、中身にかんぴょうやきゅうり、卵が入っていることが多い。カニカマなどが入っているかもしれない。側面は海苔で巻いてあって、おにぎりと比べて具の量にごまかしがない。今後助六寿司が流行ってしまったら、中身の底上げも有り得るのだが、現状では太巻きの寿司を切断して作っているだろう。見た通りのボリュームを、安価で楽しむ事が出来る。

 昨今の底上げ弁当や中身の少ないサンドイッチ、菓子パンに代表されるパッケージ詐欺。ポテトチップスでさえ袋に対して中身が少ないと思ってしまうことがある。それだけに、巻き寿司の生粋さが愛おしい。

 おにぎりを買うことがあるのなら、是非助六寿司を試して頂きたい。私は助六寿司と出会って人生が変わった。出先で食べ物に困ったら助六寿司を買う。私はもっぱら図書館や温泉に行くことが多いので、助六寿司が1日の満足感に大いに貢献している。