じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240104

1/4 今日で連勤が終わり、つかの間の休日を謳歌することが出来る。肉体労働でもなければ激務に追われていたわけでもなく、只々長い時間出勤していただけなのだが、疲弊を感じるのは精神的な疲労だろう。吐き気がせり上がってくるような感覚。今までの人生の中で、精神的な疲れを回復させる方法は、体を休めることしか知らないが、新しい画期的な方法を模索したい。惰眠を貪るのが大好きで、時間を無駄にしてしまったような後悔に苛まれる半生だった。疲れている時は、何もしたくない。只、何もしないというのは存外疲れる。家に彼女がいる。先日、初詣に行きたいと言っていたが、私はきっと疲れているからと一言くぎを刺した。実際、私も行きたいと心の中で思っているのだ。疲れている時、心の歯車がかみ合わず、思うように事が進まない。早合点してしまったり、高望みをして目測を誤るのが分かる。そうして自分自身が損をしたり、時間を浪費するのはまだ良いが、他人を巻き込むのは許せないので、出掛けたく無いのだが、これを理解し納得し、その外出したいという欲を我慢できるとは思っていないので、いつも怒るのを承知で付き合っている。誰しも、自分の事を良く分かっている気でいる。その性格、振舞いも予想の範疇であると錯覚してしまう。現に今、私の心の弱さを疲弊のせいにして、その不幸を悲劇の内に丸めこもうとしている。自分の悪知恵くらいは、分かる。私は私の正義を振りかざし、彼女もまた、彼女の正義の名の元に互いの折り合いの付く所で妥協をする。

 これは、幸福なことである。互いに不幸の中から幸福を探す権利を持っている。