じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240331

 9時頃に起床した。多少二日酔いをしていたが、そこまでひどくはない。なんとかシャワーを浴びることが出来た。10時からドッグランに行く予定であったが、10時半に伸ばしてもらった。結局準備をしたり、お互いに財布や鍵を失くしていて、15分ほど遅くなってしまった。彼女の母のマンションに着いて、荷物を下ろすのを手伝った。

 彼女の母のミニにポメチワのはんぺんを乗せて茨城に行く。エンジン音からディーゼルだとわかるのだが、中の振動は凄まじく、乗り心地は良いとは言えない。車酔いの薬を買えと言われていたが、モンスターとポカリ900mlと赤飯のおにぎりを途中のコンビニで買ったのみであった。

 近場のペットを連れて入れる飲食店を彼女が調べ、そこへ向かった。思えばペットを連れて出かけたことがなかったので、初の経験であった。ペットを連れて出かけるという貴重な経験だなどと考えて参加した。初めははんぺんに嫌われていて、相当吠えられたものだったが、この日はかなり大人しかったのか、私に慣れたのか吠えられなかった。

 目的地までは50分ほどであったが、彼女とはんぺんが眠そうにしているのを見ていた。彼女は寝ていたが、彼女の母の運転で寝るわけにもいかず、モンスターとポカリを飲んで耐えていた。

 山道に入るにつれて、乗り心地も悪化していく。私の車酔いもひどくて、なんとかその山奥の店に到着したが、二日酔いと車酔いが最高潮であった。

 その店はログハウス風の店で、客席は主に外のテラス席であった。初めてペット連れで飲食店に入るので興奮していた。メニューは壁に大きく書かれていて、ハンバーグ、グリーンカレー、鳥重などが並んでいた。

 私と彼女がハンバーグ、彼女の母はグリーンカレーにした。彼女がビールを飲み、私はアイスコーヒー、彼女の母はアイスティーを頼んだ。

 提供は遅かったが退屈しなかった。はんぺんを連れて飲食店に来たことが新鮮だったからだ。最近は無口が加速して、彼女の母と喋ることもない。困ったものだが、話したくないのだから仕方がない。それとも、この苦痛に耐えて皆会話しているとでも言うのだろうか。

 グリーンカレーが先に来た。辛かったようで、私や彼女に食べさせてくれたが、無印良品のカレーを思い出した。青唐辛子の辛さがうまい。ハンバーグも配膳され、その際に奥の人にすぐ持っていきますと言っていた。柄が悪いのか、機嫌が悪いのかどちらかわからないが、早く持ってきてほしいらしい。

 カレーについて、レモングラスの香りがするというので、レモングラスについて後で調べようと思い、彼女の母の車に置いてきたメモ帳を取りに行ってメモをした。彼女の母ははんぺんの世話をしているので食べるのが遅い。私は気づかずに、食べる速度を合わせていた。それ故にわざわざメモ帳をいじったりした。彼女がはんぺんの世話をしたので食べ終わるのも早くなった。

 私達のお膳を下げるときも、もうできますと奥の人に言っている。

 下げ終わった後にアイスティーとアイスコーヒーが来た。ゆっくり飲んでいたので、アイスティーが飲み終わったことに気づくのが遅くなり、一気に読むのを察されて、ゆっくりでいいよと言われるところだった。言い終わる前に飲み干してしまった。

 帰りの道を調べようにも、電波が悪いので中々出てこない。ミニはナビが無いために、iPhoneのナビを使用している。こういう時に車載ナビが役に立つのだなと知った。トンネルを通る時、スマホは圏外でもナビは車の走行情報と連動して進んでいるのを見ていると同じことを思う。

 そこから、ドッグランまでは20分ほどだったと思う。近くに自分が気になっていた低山があったが、以前の事なのであまり覚えていない。校舎のリノベーションだという話であったが、途中に校舎をリノベーションしたカフェがあったので見間違えそうになった。そういえば以前行ったおいもファクトリーも校舎を改装したものであった。茨城は多いのかもしれない。

 丘を車で相当上った先にそれはあった。これを毎日歩いて上るのは大変だと思う。そんなことを考えていたが、ドッグランという未知の領域に足を踏み入れた不安から逃れるためでもあった。値段も知らないし、システムも知らない。聞こえる話によるとポメラニアンの集まる会のようだ。案内されるまま、二重扉の、柵の方に向かった。

 私と同年代の男性は1人もいなかった。彼女くらいの年齢の女性が二人くらい、後は母親くらいの世代の人達が大半を占め、老人、威勢のいい男の人が1人、子供が少しいた。総勢70人程度であった。

 スタッフの人が、集合写真を撮りますと言った。犬の写真を撮るのだろうからと、取り巻きの撮られる側に回らないでいたのだが、彼女と彼女の母も一緒に行ってしまい一人になった。私も手持ち無沙汰になったので数枚写真を撮った。

 その後、はんぺんは何度か他の犬と戯れたりしたのだが、一度他の犬に追いかけられて悲鳴のような鳴き声をだしたきり、ずっと母親の所に隠れていた。全く走らないので、ドッグウォークだねと言って笑っていた。

 帰りの車で少し寝てしまった。寝ないようにモンスターを飲んだりポカリを飲んだりしていたのだが、流石に疲れていた。彼女とはんぺんがぐっすり寝ているのがうらやましかった。

 荷物を下ろすのを手伝ったので、上に持っていくのも手伝おうとしたら、まだ積んでいるから良いと言った。私達はそこで解散となったが、時刻は17時くらいであった。

 そこで、掃除を始めればよかったものの、まず家具を見に行って、いくつかの店と中古屋も見に行き、帰りに腹が減ってしゃぶしゃぶの食べ放題に行った。そのせいで9千円を使って、掃除もできなかった。帰ってすぐに寝てしまったからだ。あまり食べ過ぎなかったことだけが幸いであった。