じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240215

2/15 今日も空いた時間で少しだけメモ帳に日記を書いておく。

 奇数の日は読書、偶数の日は筋トレとキッチンカーを進めることにした。毎日家に帰って家業に追われるのも嫌なので、羽を伸ばしても良いくらいの心持で過ごそうと思った。今日は、日記を書く前に紙に書いてから、パソコンで映して書いたのだが、思った以上に手間であった。最近はスマホで直接入力して、続きをパソコンで書く程度だったために、パソコンで一から書く手間を忘れていたというのもあるし、パソコンで書くのが最も早く書ける手段で、スマホは、最近こそかなり早く書けるようになったが、パソコン程ではないという思い込みがあった。体感速度だけではなく、パソコンで二千文字を全て入力し終わるのが大体50分。スマホでも50分近くで終わっていたと思う。

 モンスターを毎日飲んでいるからか、眠気覚ましに効かなくなってきている。コーラと交互に飲むようにしているが、あまり効果があるようには思えない。むしろ、モンスターを飲む前よりも眠気が強くなっている。前の職でもモンスターを毎日飲んでいた為に、手が震えるようになり、私生活でも飲まない日は無かった。その行動の根底には、時間を320円で買えるのなら毎日でも飲んだ方が良いという思想がある。今でも、飲まないに越したことはないが、飲んで解決する問題があるなら積極的に飲むことにしている。

 この日は休憩の時間を日記を記入してすぐに寝てしまった。起床するのがあまりにも辛かった。起きてからなんとか手帳や手紙を書き、クラウドワークスの返信を見たり、E-Bikeの作り方を久しぶりに検索しては、どのようにして作るかを思案していた。E-Bikeを作りたいという欲求は、二年ほど前からあった。当時はガソリンスタンドを離職する予定で、乗っていた車は一度事故を起こしてまっすぐ走らない状態だったし、車検も控えていたので、移動手段について考えていた。車を貰えるという伝手が一応はあったのだが、何か月も先延ばしになっており、立ち消えになってもなんらおかしくはなかった。結局当時乗っていた車は事故で全損し、それがきっかけとなって伝手で車をすぐもらえることになった。今まで四台車に乗ってきているが、一つとして正常な車に乗ったことはない。

 14日に描いた、筆ペンで描いた梅の絵がうまくいったために、水墨画を時間をかけて探して模写しようと思ったのだが、中々ピンとくるものがない。梅を描いたときはうまくいきすぎて、何でも書けるようになった気分であったが、今日は何もかけないような気持ちで、実際に描いてみてろくに何も描けずに、初めてハガキをシュレッダーにかけた。やる気が大いに削がれて、コピー用紙を四分の一枚に割いた縦長の紙に、一筆箋として挨拶も書かずに無念さを綴った。今まで周五くらいのペースでハガキを書いているが、何らかの理由でハガキ以外の紙に記入した時、彼女に渡そうという気が全く起こってこない。この一筆箋も大事にしまってある。

 例によって朝食を食べ過ぎないように調整した。朝食は、山菜ごはんと、スクランブルエッグと、和風ハンバーグと、さわらの西京焼きを食べた。コーヒーを5杯飲んで、今日は絶対に読書をするために喜連川温泉に行こうと思った。早速帰宅して、温泉に入るとはいっても服は洗濯しなくてはいけないし、先日洗濯をしなかったので、服を乾燥させる為に暖房をつけて、洗濯機に洗濯物を入れたタイミングで、喜連川温泉に行くより家でシャワーを浴びた方が時間が余るという誘惑に負けて風呂を沸かした。一時間ほど風呂に入り、動画を見て、12時前くらいに仮眠をして、16時に起床した。先日と全く同じ時間の流れである。16時に起床しても、22時まであと6時間もあるという余裕で、キッチンであまりものを寄せ集めて食事を作った。塩ゆでしたパスタに生卵を混ぜたもの、冷凍パン、グリーンオリーブを食べた。グリーンオリーブは自分が食べる物の中でも異質であると思う。彼女はこれが嫌いだし、私は渋い物や苦い物や酸っぱい物は全般嫌いであるのに、より渋くて苦いグリーンオリーブの方が美味いと感じる。ブラックオリーブも冷蔵庫に入れてあるが、全然渋くないので、確かに美味いのだが、グリーンオリーブとは別物である。

 彼女が帰ってくる直前まで、惰性で動画を見ていたのだが、とある二分の動画が私を射止めた。彼女にそれを見せつけようと、私は寸前、その二分の動画の影響で、読まないで放置していた坂口安吾堕落論のさわりの部分を引用して、大した事じゃないんだけど。と言いながら、ゲーム開発のチャンネルの「とにかくやれ!」という動画を再生した。

 動画は題名通り、やろうと思っていることがあるのならとにかく手を動かせという内容を熱心に訴えかける内容であった。私はそういった単純な動画に弱く、どうだという風に見せつけると、彼女の方はニヒルになって

「やる気がないときは、こんな動画を見る。やる気があったらこんな動画は見ない」

という方向性の違いを訴えたくなる言論で否定した。

 彼女はこれからアルバイトに行くという。私は先程一瞬だけ燃え始めた読書欲を消し止めて、少しの時間話した後、彼女を見送って、仮眠をした。

 寝癖がすごかったので、適当に水を着けてからセットをして出勤したのだが、フロントの人に髪型を変えたのかと言われ恥ずかしくなった。