じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240219

 歯医者の9時より15分ほど前に起床した。まもなく、保険証を彼女の車に置いてきたことに気付いた。寝起きであったが、とりあえず歯医者に連絡をした。今月は初めてではなかったので、どうやら保険証も診察券もなくて良いようだった。

 今の歯医者にはかれこれ一年以上は通っている。今までは転勤ばかりだったので、同じ歯医者に行く方が稀であった為、治療中であっても行くのを止めてばかりで、一向に良くならなかった。今のところで10本近く治療してもらったし、前歯五本は全て直してもらった。ブリッジもした。

 歯医者から帰ってきて、携帯をバッグに入れたまま遠くに置き、掃除をすることにした。携帯が手に届くところにあると、携帯を見てしまう。最近は、人間は外的な刺激によって非常に多くの影響を受けていて、自分の中から生み出されたものは少ないのだと気づいた。あらゆる人間の身の回りにあるものは、その人の元来の性格によって選択されたものではなく、外的要因によってたまたまそこに存在しているだけに過ぎず、外的要因によって、性格に影響を及ぼしているために、あたかもその人自身によって選んだものであると誤認してしまうことがある。

 今回は、大量に家の寝室などに転がしていた、ペットボトルの中身を捨てて、大きい物は燃えるごみと一緒に、普通のサイズのものはガソリンスタンドに給油に行く際についでに捨てられるように、スーパーの買い物袋に入れていくつかに分けた。あまりに面倒な作業だったので、怒鳴りながら作業をしていた。同居人の捨てたごみを集めて捨てるというのが、私だけの心労のような気がして、全くいたたまれない気持ちであるが、その一端か、3割程度は私の原因もある。次に引っ越す家は3Kなので、私の部屋と彼女の部屋と、キッチンと寝室を作ることが出来るし、自分の部屋だけは絶対にきれいにしたいと思った。

 月曜日と木曜日はゴミの日なのだが、スマホのリマインダーに「ごみを捨てろ」と書かれているので、命令口調で書かれているとそれを描いたときの並々ならぬ感情が伝わってきて、掃除をしようという気持ちになる。文章の持つ可能性というのを感じた。

 掃除を三時間ほどしたところで、寝室に戻って平成の音楽を聴いていた。聞きながら眠ろうと思ったのだが眠れなかったので結局消した。掃除はいつも通り中途半端なところで終わらせてしまった。中途半端なところで終わらせてしまう悪癖がある。

 彼女が帰宅してくる少し前に起きて、日記を書いていた。電話がかかってきたので、応答して、パスタソースの元を買うか否かで迷ったが、家にあったのでそのまま帰ってくるように伝えた。日記の続きと、日々書いているクラウドワークスの仕事の続きなどを書かなければいけないので、先にパスタやケーキを作ってほしいと伝えたが、なんだかじっとしていられなくなってきたので、結局リビングに行き、パスタをゆでたり、紅茶を作ったりしていた。

 ケーキの生クリームを作るのを手伝ったのだが、ホイップを立てすぎて、ぼそぼそになってしまった。彼女の方は相当ショックだったようで、私は滅多に作らないのだから仕方ないと言ったのだが、なかなか立ち直れないようだった。丸いケーキとカップケーキを作る予定だったのだが、丸い方はナッペがなかなかうまくいかなかったので、コルネで側面にデコレーションをしていた。それが上手だったのでほめるが、なかなか機嫌が良くならない。カップケーキを作ってくれたが、そちらは手放しに褒められるほどの出来栄えであったのでほめると、少しずつ機嫌が良くなってきた。となりで、マルタイラーメンをゆでて食べた。今日の昼食はチャルメラだったのだが、普通の揚げたインスタントラーメンよりもうまくて、美味いと言われる理由が分かった。

 18時を過ぎたので、いつも送られてくるラインの講座の感想を書く案件をこなした。パソコンがあると、パソコンの画面に動画や記事を写して、スマホで文章を書くことが出来るので効率が良い。終わってから、日記の続きを書こうかなと思っていたら、昨日の分と今日の分を書かなければいけないことを思い出した。二連休の日は日付感覚がくるってしまっていけない。18日分の日記を書きながら、日記の書くペースを調整していた。あまり早く細かく書くと、約二千文字で書ききることが出来なくなってしまう。本来なら良いことなのだが、今日はホテルの夜勤があるので、時間内に書き終わらせなければいけない。それに、書いている当日の事も書かなければいけないので長引かせるわけにもいかない。いつもは出勤前にシャワーを浴びて、髪をセットするところを、一度区切りのいいところでシャワーを浴びてしまおうと思った。

 シャワーを浴びていて、ふと、最近使っていなかった赤いハートの形のスポンジに目が行った。このスポンジは体を洗っている時に肌がピリピリするので使っていなかったが、使わなかったら捨ててしまった方が良いし、もしかしたら垢すりかもしれないなと思って手と足の裏を洗ってみたら案の定垢すりだった。捨てるのはもったいないということで、置いておくことにした。

 洗濯機を回したつもりが、ふたを開けっぱなしだったので、一緒に洗濯した。先日の日記は、温泉に入ったところがメインになってしまった。自分の文章を書く速度は少しずつ調整できるようになってきた。今、日本語の歌詞の音楽が流れているが、集中して文章を書いている時や、次に何を描くかが流れで決まっている時は、あまり気にならないことに気付いた。日記を書いている時に聴ける音楽の幅が広がるので、新しい可能性を模索したい。今日の仕事の休憩中には、今書いている本の続きを書きたい。進捗は明日の日記に書けるので、話題を残しておく。