じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240226

 キーボードが故障した。物凄いストレスで、1時間格闘したが治らなかった。原因と言う原因はわからない。調べると、故障なので買い替える必要があるようだ。中古で一万円くらいで買ったPCのキーボードに五千円近く出すのは気が引けるが、とりあえずホテルで貸し出しているキーボードを使って打っている。時間がないので、四千文字は書けないかもしれない。

 休憩に入ったのは0時5分頃だった。一昨日の日記と、昨日の日記を書かなければいけなかったので、24日の日記は四千文字位で、25日の日記は5500文字位であった。ようやく平均で四千文字書けるようになってきた気がしていたのに、キーボードのトラブルに見舞われて書けないというのは本当に残念だ。

 二時間ぶっ通しで日記を書いていたのでさすがに疲れ、3時から4時半くらいまで寝ていた。4時半ごろに起きて、とりあえず手帳を書いた。

 その日は家で朝食を作っていたので、久し振りにホテルの朝食を食べずに帰った。帰宅をすると寝室に葉書が二葉置いてあった。私が先日プレゼントした万年筆の事と、ガラスペンで描いたであろう複数のインクの事が書いてあった。万年筆は、エルゴノミクスを謳った安価なもので、どうやら相当書きにくかったらしい。

 朝食は、どんぶりに米を少しと、豆腐一丁を混ぜたものに納豆とオリーブオイルをかけて食べた。ご飯が少ないときによく食べる。

 帰宅して、どこかに出かけようと思っていたが、電気をつけたまま昼寝をしてしまった。四時間ぐらい眠った後、ごみぐらいは出さないとと思っていたらゴミ収集車が来てしまった。

 何とか眠い体を叩き起こして、キッチンカーの件で保健所に電話しなければならなかったのを思い出し、電話をする気力は無かったので、書類だけパソコンから提出した。電話がかかってくるのが怖かったので、風呂に入ろうと準備をした。

 とりあえず、キッチンのルイボスティーを飲みながら、新しいルイボスティーを作り、朝食の洗い物などを済ませた。洗濯物を回そうと思い風呂場に向かうと、昨日洗濯機で回して干すのを忘れていたタオルが干されていた。彼女が干していったのだろう。

 洗濯機を回した後に風呂に入った。入浴をしながら、動画を見たり仮眠をしたりしていたら一時間40分も経っていた。彼女が帰ってくる時間なので、風呂から出たころに電話がかかってきた。

 私が湯豆腐をレンジで作っている間に、彼女はチンジャオロースの素で、もやしだけを炒めたものを作っていた。作り終わるのはほぼ同時であった。

 彼女はもやしにはまっていて、私は豆腐にはまっている。どちらも安くすむので経済的である。洗い物を早々に片づけて、ルイボスティーを飲みながら作っていた。

 出勤前の時間に、読書をしようかと思っていたのだが、洗濯をしたものを干していなかったのもあり、まとまった時間が取れそうもなかったので、仮眠をすることにした。一時間ほど仮眠をした後、出勤前の準備をして、またルイボスティーを作って飲んでいた。

 慣れないキーボードだと、本当は書きたいことが随所にあるのに、書くことが出来ない。腹立たしい。文字も一向に二千文字に届く気がしない。

 21時30分のアラームを止めると、ニュースが流れるようになっている。ニュースを流したまま家を出て、車のBlueToothと接続される。車の中で流れているニュースを聞くように努めていたのだが、全く覚えていない。途中でモンスターを買った。

 今日は指示書側の日なので、急げば急ぐほど早く終わり、自由な時間が作れると意気込んでいたが、いざ夕食代の計算をしてみると全く合わなかった。いちから計算しなおして、原因を追究したが一向にわからず、もう一度見直したら打ち間違えによるものだった。同じミスを最近したので、打ち間違えは特に気を付けるようにしていたというのにこの有様である。相応に時間を浪費してしまった。

 引継帳を書いていたら12時になってしまった。本当はもっと書けるはずなのだが、キーボードがあまりにも打ちにくい為に全く書くことが出来ず無念である。残りの数百文字を書く為に、読もうとしていた本の事を書く。

 図書館で借りてきた、梶井基次郎檸檬である。先日の日記にも少し書いたが、内容が難解であって、あまり気軽に読めるような本ではない。短編集なのだか、短編ごとに、一気に読まないととてもじゃないが内容を理解できそうにない。冒頭の檸檬と、その次の短編だけとりあえず読んだ。350ページもあるが読み切れる気がしない。まとまった時間が必要だ。それを日記を書いた後に読もうと思っていたのに、本当にはらわたが煮えくり返りそうだ。この際金銭は関係ない。さっさと同じキーボードを買って憂さ晴らしをしたい。

 YouTubeを見る時間をもっと減らさなければならない。自分の人生を蝕んでいる最たる理由であると確信している。

 追記

 キーボードが故障したのは2/27の出来事である。したがって、本来は2/27の日記に書く内容であるが、あまりの憤怒となれないキーボードのせいで文字が打てないことを危惧し、思いのままに書いた。いくつか補足したい内容があるのでそちらも書いておく。

 彼女と夕食を食べ終わった時の事である。寝室で、彼女は私にマッサージをする代わりにカントリーマアムを食べたいと言った。カントリーマアムは私がホテルに持っていく用に買ったものだったが、彼女が開けてしまったので仕方なく家で食べている。

 私は了承をして、彼女が私にバニラを取るように促した。

 ふと、とても面白い思い付きをして、突飛に

「目をつぶってどちらを食べているか当てよう」

と言った。

「どっちかたぶん当てられない」

と、予防線を張っておいて、私はおもむろに目をつぶって、彼女がどちらかを口に運ぶのを待った。私の口に入った時にチョコレートの味がしたので

「チョコ!」

と言い目を開けると、そこにあったのはバニラであった。どちらであったとしても、やっぱりなという感情になるのだが、やっぱりなと言う感情が沸き上がってきた。

 彼女にもしようということで、私がバニラを手に食べさせる。私が即答したのとは裏腹に、二十秒ほど思案した後

「バニラ!」

と言った。これも、二択だからなと先刻のやっぱりなという感じがした。こんなものも当てられないのなら、自分の食に対する思い込みは大幅に刷新せざるを得ないなと思いつつ、残った三日月型のバニラを見ると、チョコレートが覗いていた。チョコが入っているのかと思い、やっぱりなと思った。