じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240311

 6時半頃に起床して、眠っている彼女をコンビニに行こうと誘った。暇だったのと、家にコーヒーを切らしていたからだ。出勤まで時間はあるかと聞き、半ば無理やり起こして、歩いて向かうが、あまりにも寒いので、彼女が途中で引き返そうとしていた。

 コンビニで、彼女は昼食のサラダチキンと、靴下を買った。私はLサイズの珈琲を買って帰宅した。あまり目が冴えるような感覚にはならなかった。カップが熱すぎて、彼女に持ってもらった。

 彼女が出勤の支度をしている間に洗い物をして、余っていたパスタをゆでて、わさび醤油パスタを作る。コーヒーを飲もうと思ったら、彼女がコーヒーを布団にこぼしてしまったらしい。私もそんなところに置いておいてごめんと謝った。まず最初にコーヒーがどれくらい残っているのか聞いてしまったのは、内省している。彼女はあまり気にしていないかもしれないが、まずやけどしていないか聞いておけば少しは人間らしい振舞いであるというものだ。

 彼女の出勤を見送り、動画を見ていた。ひたすらゆっくりや解説の動画を見て、途中で太極拳の動画を見た。肩の鈍痛がひどくて、思考に影響する程であった。理由は一つしか思い浮かばない。眠りすぎたせいだ。最近は睡眠時間を削っていたからなかったが、眠りすぎると体を痛める。その証拠に、少し体を動かしてやると痛みが逆に和らぐ。

 昨日に眠りすぎたせいで、一日を通して眠かった。動画を見ては、適当に餅を焼いたり、カレーライスを食べたりして、16時頃に寝た。その間に見た動画は確か、アメリカの治安の悪さとか、雑草と河原の石で石焼ビビンバを作る動画とか、フリーレン26話とかだったと思う。これで通算6回見たことになる。今もフリーレン26話を観たいくらい中毒性がある回であった。土日を怠惰に過ごしたおかげで、金曜日まであまり遠くないのが救いであった。後2話でツークールが終わってしまうのだが、流石に待てないので漫画を読むことになると思う。そうしたら、例のごとく映像では見なくなるかもしれない。それが少し寂しい。

 17時ごろに、彼女から電話がかかってきて、今日のご飯について聞かれたので食べないと言ったら、今朝私が作ると言ったらしい。肩が痛いので、マッサージをしてほしいとふてくされて言って、鶏肉を焼いたものを作るので買ってきてと伝えて寝た。

 いつの間にか帰ってきて、マッサージをしてくれていた。肩の鈍痛がひどく、彼女が腹に貼っていたカイロを肩に置いたがあまり効果がない。サロンパスを出してくれて、私の方に貼ってもらった。

 寝ぼけていたのであまり覚えていないが、一時間寝て、飯を食べて、風呂に入ると伝えたらしい。丁度一時間寝たころに言われて、後二時間程寝たかったので、鶏肉を焼いて来てと言ったら、仕事で疲れたと言っていた。

 流石に申し訳なくなって、何とか布団からはい出し、鶏肉を焼く。鶏もも肉を、近くのスーパーで買ってきてもらった。急いでいたので筋を切らないで、フライパンでお湯を沸かし、もも肉を広げながら上下軽く色が変わったらボウルに肉を移し、湯を捨てる。またフライパンを火にかけて、ボウルの鶏肉の上からオリーブオイルを多めにかけて、適当にトングで和えてから、皮目を下にしてフライパンに入れ、蓋をする。中火で鶏肉を入れたら、温度が上がっていくにつれて火を少し弱めて安定させる。蓋をして、内部に火が伝わる頃に皮がパリッとするように、3~5分に一回ひっくり返す。4回ほどひっくり返し、まだ少しレアなので、強火にして水を150ml程度入れ、沸騰したら蓋をする。最初に茹でた時の水分や、生焼けの時に入れる水で、百度以上にならないように調整できるので、出来上がりを想像しながら、水分を飛ばして、最後に揚げ焼きにした。まな板の上にサランラップを敷いて、鶏肉を載せるとラップが縮んだ。食べやすいようにカツのように切って、彼女が買ってきたネギ塩のたれをかけて食べた。

 熱湯に通して臭みを取る。油をまぶしてから焼く。塩や砂糖をかけると水分が飛んでパサパサになりやすいので、かける時はより注意して火入れをする。経験則だが、非常にうまく焼ける自信がある。熱湯に通すのは、仮に生焼けでも、肉と皮の隙間の菌を殺菌できていれば、肉の内部には菌がついていないので、食中毒の予防になるからでもある。

 熱いものが食べられないので癖でやってしまったが、たれと皿は温めた方が良かったと反省した。

 眠気がひどく、出勤するのも憂鬱であったが、今日も新人が仕事をしてくれるだろうとたかをくくって出勤したら、子供が熱を出したから休みと聞いて唖然とした。二日も休んでいたのに、頼みの綱が切れて、本当に間に合わないかもしれない時に使う奥の手の、夕食代計算を後回しにするという方法で仕事を進めた。団体が多くて、指示が少なかったので、身構えていたわりには早く仕事が進んだ。