じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240310

 何とか帰宅をして、彼女が牡蠣に当たってトイレにこもっている間、隣で寝ていた。先日の日中に来ていたクラウドワークスの案件を無視していたのを思い出した。流石に二日間無視するのは気が引けるので返信をしなければならない。起きたら返信をしようと思った。

 朝方に起床をして、外から差し込んできた光に腕時計を照らすと、ぼやけて7時に見えた。彼女にそれを伝えて、布団から出ると、まだ6時であった。

 昨日何時に寝たか覚えていない。とりあえず湯を沸かしながら洗い物をした。飯を作ろうと考え、湯が沸いたので洗い物をそのままにコーヒーを挽き、淹れようと思ったが少し冷めすぎのような気がして温めなおした。お湯の温度はコーヒーにとってかなり重要で、温度計を持っていたのだが友人がマドラーにして叩き割ってから買っていない。人類の中でも、温度計の中実の味を知っているのは少数であろう。飲んでから割ったと言われたのだ。

 温めなおしてから淹れたからか、今回もうまく作れた。あまり自分の作ったコーヒーを美味いと思ったことがなかったので、最近は気分が良い。味噌汁を作り、高いソシソンを目玉焼きに入れて、ご飯を炊いた。

 寝室に戻って、返信をして、先日の日記を書いた。短くまとめるのであまり面白くない気がする。今日の分も書いておく。

 朝食を作ったと言って彼女を起こすが、やはり体調が悪いらしい。おかゆを作ろうか迷っていたのだが、自分がおかゆが嫌いなのと、どういうのがうまいのか分からないので普通に炊いた。

 味噌汁には、彼女が買ってきた賞味期限が三日前のもやしと、解いた卵が入っている。もやしは熱湯で洗ってから使ったので臭みが残っていなかった。シンプルな三品だが、高級なソシソンを使用したので金額だけ見れば豪華である。

 彼女は味噌汁以外を残したので、ノロウイルス腸炎ビブリオの可能性も考えて、一応食べないで置いておいた。その後昼寝をし、夕方17時くらいまで寝た。誕生日前だということで久しぶりに過眠をして休日を潰すことになった。

 彼女が横で、風呂に入った後に化粧をしていた。私も風呂に入っていなかったので、まさか出かけるとは思わず、体調が悪いのだから寝ればいいと言っても、化粧をしたのに出かけないのと言いだして聞かなかった為、近場の飲食店を探した。

 先日オイスターバーで結構な金額を使ったので、できれば安く済ませたいところだ。すき家丸亀製麺などは視野に入れていなかったので、ココスやガストを考えて、どうせ冷凍だと言って行く気が起きなかった。

 味噌汁を多めに作っていたので、彼女の残した目玉焼きとご飯を鍋に入れて少し煮た。米が水分を吸って、おかゆのようになったので、二人で食べた。

 買い物ついでにサイゼリヤにふらりと入った。というか買い物をする前に入った。彼女がグラスビールを頼み、白ワインをボトルでグラス二つで頼んだ。グリーンピースやホウレン草のソテーなどを注文し、ピザも頼んだのだが、彼女は一切れしか食べなかった。

 そもそも、酒を飲むモチベーションが意外に低かったのもあり、酒が全然進まなかった。いつもであれば浴びるほど飲んで、自分の限界以下に抑えようとするところなのだが。彼女はドリンクバーを注文して、ワインには手を付けないので、私も好物のイカ墨パスタを頼んだ。イカ墨パスタが以前のものと少し変わっていて、口が黒くなりにくいと書かれている。そんなことはどうでもいいので、うまいイカ墨パスタを出せと内心思ったが、世間のニーズなら仕方が無い。

 薄い色のイカ墨パスタは、結構うまかった。だが、比べるのが以前のイカ墨パスタなので、物足りなさは少々ある。ハモンセラーノモッツアレラチーズを注文したあたりで、彼女がサイゼリアの間違い探しの冊子を広げた。それを広げるということは、解かないと帰れないということだと釘を刺した。最初の一つを見つけるのすら時間がかかり、全部で10個あるので先が思いやられた。

 ハモンセラーノモッツアレラチーズは、別々で食った方が美味いだろうと言いながら食べたら一瞬で覆された。ハモンセラーノで包んだモッツアレラチーズを口の中で二分にして、双方の舌の根本の部分で強い旨味を感じながら、辛口の白ワインを飲む。あまりにも美味い。これは別々に食べていてはわからなかっただろう。この店で一番うまいかもしれない。冷凍ではないことは間違いない。

 結局白ワインのほとんどを私が飲み、ラストオーダーになったので、デザートにティラミスとプリンを頼んだ。サイゼリアのプリンはなぜかわからないが物凄い美味い。どこかの喫茶店で似たようなプリンを食べたが、サイゼより下と感じてしまうくらいには、完成されていた。

 閉店間際にトイレに行くというので、もう閉店だよと言ったが大丈夫と言って入っていく。いたたまれなくなって会計だけ済ませ、他の客が帰っていく中一人で待った。帰宅をすると、さっきまであんなに寝ていたというのに、また眠気が襲ってきた。