じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240323

 マネージャーが事務所にいるので、なかなか仕事の段取りがつかめずに苦労した。特に、出勤したときにレストランのスタッフにお願いされていた仕事をやりに行きたいがタイミングが難しい。監査に日報を手書きで書かなければいけないと言われそうだという話をしていたからだ。反抗してやろうかと思ったが諦観し始めていて、楽な方の案を提示した。よくよく考えたらその内容は自分たちの仕事をレストランの人たちに投げるだけであった。

 指示書の入力や印刷以外の全ての業務を終わらせて、マネージャーがPCを離れた合間に入力した。2時前頃に帰った。指示書を急いで入力して作成する。1つミスがあり手間取った。それでも日記を書く合間ぐらいは出来た。鍵を入れる。袋の横に、来月のシフト表があったのでスマホに入力して、共有をして、手帳にも記入をしてからようやくスマホで日記を書き始める。

 パソコンで書いた方が早いのは承知だが、手記に、隙間の時間を有効に使うと書いたので、2時間のうちの数十分を消費するよりは多少時間がかかってもスマホで書こうと思ったのだ。どうにか当日分まで書くことが出来た。2時49分。

 フリーレン28話を観た。見ながらコンビニに行きモンスターと赤飯のおにぎりを買った。見終わってしまいいろいろな感情が芽生えたが、とりあえず日記に追加して置こうと思う。素晴らしい作品だった。もう終わってしまったのかという切なさがあった。漫画で読もうかと思っていたが不思議と先を急ぐ気にならなかった。29話にあまり期待をしていないのかもしれない。終わりにふさわしい映像であった。

 残りの時間を睡眠意外に費やそうと努めた。何とか自分に意義の有りそうな事を探し、中田敦彦の、7つの習慣という本について解説している動画を見た。六本構成で、二倍速でないと見きれないほど長かったが休憩を潰すにはちょうどよかった。そして、モンスターを飲んで覚醒しながら見るのに適していた。

 習慣という言葉に弱い。私は日記を習慣にして80日書いているいわば習慣強者であるという自負がある。たかが日記かと言われても関係ない。私の自尊心はこの日記を書くという行為によって、より屈強に保たれている。思えばキッチンカーの開業も、日記を書き始めたからかもしれない。日記を書き、手帳を書き、手記とメモ帳にも書く。最近は読書日記を書き始めた。書くということに置いて、習慣化しやすい基盤が出来ている。そこから徐々に習慣を増やしていきたいと思っている。

 7つの習慣について、一つ一つの段階がある。仏教でいう悟りへの段階のようなもので、それらは相互に作用し、もしくは一番目から徐々にステップアップしていくという習慣とはちょっと違ったもので、私に落とし込むのはそう簡単ではないように思われる。特に著者が序文で述べているという、最近の自己啓発書はコミュニケーションや、モチベーションを重視していて、あくまでも短期的な成功しかもたらさない。本当の成功とは何か。第二次世界大戦前までの自己啓発書は、人格形成等の長期的な目標を掲げることが多かった。人格そのものを成長させることで、長期的な成功をもたらすことができる。というものであった。人格の形成というのは確かにどの自己啓発書でもなかなか目にすることはない。マインドフルネスや、スピリチュアルで取り扱っているような思い込みがあったが、それが宗教的、盲信的な事であるかどうかが重要でなかった時代にこそ、人格というのが如何に重要であるか。それが純粋に浸透していて、自己啓発として説いていたのであろう。

 7つの習慣の後半の部分に関しては、最初の基礎の基礎ができて初めて有効であるので、はじめに実践する部分ではない。2つ目の習慣については何ヶ月も自分の憲法を練りなさいというような内容で、とても気軽に取り組めるものではない。だからなのか、その説明の前に、自分の死までをゴールに設定して、限られた時間の中で、その時間を使うというイメージをさせている。

 この本を盲信的に信仰しなければ、2番目の習慣を身につけることは叶わないだろう。日記でさえまだ2ヶ月しか書いていないのだ。しかしこの二ヶ月は日記に残しているからか、濃密な二ヶ月であった。最初の思い込みでは、日記を書くことによって人生が短くなってしまうことを何よりも恐れていた。それは今でも懸念されているが、徐々に薄れてきて、自分の1日を振り返る時間というのが如何に大切であるかというのを身にしみて実感している。それが建設的でない行為であったとしても。

 動画を見終わってからはがきを書いた。はがきには眠いので大変だということを書いた。それから手帳を書いたが、日記を複数回に分けて書く日は手帳を書くのに難儀する。

 朝方はさっさと帰りたかった。時間を潰すために一週間後のコンファームを始めたが途中で飽きた。

 帰宅したら彼女は起きていた。入浴している間に飯を全て平らげてしまい、眠くなったので昼過ぎまで寝た。彼女と揉めながらも内見に行き、痴話喧嘩をしていたら冷ややかな目で見られた。

 餃子と鶏肉と中華麺を買って、家で食べた。作りすぎてしまい、満腹で寝たために日中図書館に行く予定を二人ですっぽかした。20時頃に起床して、コーヒーを作った。もったいないので控えていたが、我慢できなくなりホテルに持っていく用のコーヒーも作った。極細引きの少量の豆から淹れた。

 風呂に入るときに、YouTubeは見たくなかったので仕方なくルーティンに登録しているニュースを流したら。元々21時30分に流すものなので重複してしまうから聞きたくなかったのだが、下らない動画を流すよりはマシと考えた。

 準備が終わって、彼女に手紙を渡すときに私が、嫌なことを書いたと言ってしまった。彼女はいらないと言ったので即座にゴミ箱に捨てたら彼女が拾って謝っていた。後にメールでも謝罪文が来たが本当にあまり気にしていない。確かに駄文だった。

 ぬるいコーヒーをホテルに持っていってちびちび飲んでいる。あっさりしていてうまい。豆がいいだけはある。ペットボトルのコーヒーと比べても節約にならないのが難点だ。