じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240325

 日記を書き終えた後、手帳も書き、メモ帳にもやりたい事リストを書いた。その日は筑波山に登る予定だったのでいろいろ調べ、筑波山ではない低山に挑戦しようと思った。先日山についての本を読んでいて思ったが、健康体操の程度に収めるにはハイキングぐらいがちょうどいいと思ったのだ。筑波山はあくまでも登山の中では低山だ。しかし、1日の大イベントに位置づけられるほどの重労働であることは間違いない。エクササイズ程度の気分で登るのは道具や装備も不十分だし、何より心構えがなっていない。そんな私にはハイキングの方が向いている。そう思い、近場の低山について調べていたら、ふと友人の経営しているジムが目に入った。目に入ったというのは、Google Mapにお金を払って掲載している四角いマークが出ていたからであった。私はそのジムが、その友人の事業が多くの人の目に触れることはないだろうとたかをくくっていたので見事に裏切られ、大いに嫉妬した。とても惨めな気持ちになった。そして、私自身強い劣等感を覚えたのだった。

 気持ちのままにコピーしたルーズリーフに文章を書いた。A4のノート1枚になろうかというくらいの文章を万年筆で書いた。結論としては、自己のマネジメントをしようということになった。書き出して早々に、自分はそこまで惨めな生活をしていないと気づいたからだ。

 メモ帳について見直した。今日の予定を高尚かどうかという基準で徹底的に考え抜き、今最も必要なことは、引っ越しの前の掃除であるということだ。そして、私は私のセルフマネジメントをするという観点から、他人にマネジメントをするならどうするかで行動を決定することにした。この日の筑波山登山を改め、近場の低山に登る登山計画書を書い手提出した。

 それから引継ぎの時間までただひたすら、セルフマネジメントについての板書をして、天気が悪いのを見て調べたら今日は雨が降るとのことであった。少々がっかりしたか仕様がない。登山計画書を提出するということは、警察に提出するということだ。下山の連絡をしなければ電話がかかってきて、捜索願が出される準備をされる。そういう面倒ごとは避けたい。

 今日一番の用事であるLINEは済ませておいたので、あとはゴミを捨てれば掃除を残すのみであった。しかしセルフマネジメントの観点からハイキングを優先することにして、帰宅途中にパンを買って帰った。準備をして、芳賀富士という山に向かう。

 芳賀富士は300mに満たない山だが、途中の階段や、そこそこの高低差でも私の体力を奪うには十分で、いい運動になった。頂上は整備されていて、ノートがおいてあった。文章を書く一環でノートに適当に書いた。鉛筆が尖っていたので頻繁に整備されていることがわかった。

 雨が降ったりやんだりしていて、傘を閉じたりさしたりするのが面倒であった。帰宅をするのにナビを設定したが、なぜか遠回りをしたせいで、見たことのない道を見ることが出来た。特に前回働いていたパチンコ屋の分店の所在が見れたのは収穫であった。

 家につくと、注文していたキッチンカー用の傘が届いていた。早速外で開封してキッチンカーにどのように設置するか思案していた。なかなか置き場所が見つからず、ドアの隙間に差し込んだりして柄のところを早速ボロボロにした。

 寝るか寝ないか迷ったので、寝るならしっかり寝ようと心得て寝た。何故か2時間後の16時40分頃に起床した。そのまま洗い物をしてご飯を炊き、彼女からの連絡を待っていた。携帯を手元に置かないように努めていたので、寝室の、通知が聞こえる手前の方に置いていた。

 電話がかかってきたので洗い物の手を止めて折り返し、彼女が祖母の家に寄り、18時半頃に帰ってくると言うのでそれまで掃除していると伝えた。掃除をしないで栃木県の飲食店の本を読んでいた。

 彼女が帰ってきて、それに合わせてカレーを温めて、いつもより凝った皿を用意した。彼女がもらってきたもずくやこんにゃくを丁寧に並べた。

 ビーフカレーの味は、印象に残っていない。他のカレーはそこそこ覚えているので、よほど普通の味だったのだろう。それよりももずくがうまかった。祖母が仕込んだらしいのでうまかったと伝えてほしいと言った。

 温泉に行きたいというので、温泉に行く支度をしてと伝え、私は洗い物をしてご飯を炊いたりコンロを掃除したりしていた。彼女は寝室で携帯をいじっているので、適当なタイミングで洗濯機に洗濯物を入れてとか、ハンガーを集めてとか指示をした。

 ガソリンを入れて、ドラッグストアに寄って、温泉についたのは21時頃であった。ここの誕生月に一度無料のクーポンを持っていたで使用した。閉店は11時と聞いていたが、どうやら12時のようで安心した。彼女がビールを飲みたいと言うので了承し、あまり重いものは食べたくなかったのでそばを注文した。彼女が注文したおつまみのうちの辛いチャーシューが本当に辛かった。食べたくなかったが残すので食べた。何とか日記を書く時間を捻出し、急いで書き上げてしまおうと努めた。イヤホンをしようか迷ったが、彼女が嫌がるだろうと思いしなかった。久しぶりにテレビが流れているのを見たので、つい注意が削がれてしまうのを何とかこらえて書いた。21時48分。

 私がトイレに言っている間に、彼女に温泉に入るように促した。ここの温泉はいつも混んでいて居心地が悪い。以前はそんなことはなかったような気がしたが、最近は平日だろうと土日だろうと込み具合が酷い。人の溢れかえった温泉と言うのは百聞は一見にしかずで、芋洗いという言葉の意味がよくわかる。そんなわけで落ち着く間もなく、人のいない熱湯に入ると、薬湯になっていて、生姜や唐辛子が入っているらしく体中が赤くなった。唯一良かったのは、草津温泉と同じ様な肌の感触であったことだ。合っていないのかもしれないが、温度は48度に満たなくてもここまで近い感覚になれるのかと感心してしまった。

 早々に出て、着換えて紙を乾かそうとしたらドライヤーも混んでいた。空いた隙に入ったが、並んでいたかもしれなくて気まずさで適当に乾かして出た。体が熱く、外の休憩所に初めて出たが、案外広いのにスリッパが2つしかない。

 アイマスクをして、NHKのラジオを流しながら数分寝ただろうか。彼女が入ってきた。事前にLINEを送っていたのだが気づかなかったようで機嫌を損ねていた。

 どこか寄りたいと彼女は言ったが、私は酒が飲みたいんでしょと言って聞かなかった。帰りに彼女は助手席で寝ていた。

 帰宅して、私もすぐに寝てしまった。四時にアラームをかけているので、それで起きるだろうと思っていたからだ。