じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240328

 リネン庫を開けるついでに、日記を少し進めた。こんな数分の時間に日記を書くのは正気ではない。日記は思い出す作業をしてから書き始めるので、短ければ短いほど非効率だからだ。しかしこの日はいかに非効率であろうとも、無駄な時間を過ごすよりもましだと決めつけて行動していた。丁度、洗い物を水につけておくよりも、その日その時に少量でも洗った方が良いというのと似ている。いつもは水につけるかそのままにしている。隙間の時間という程でもないから、こちらはどちらかと言えばタイムマネジメント的には優れていると言えよう。

 下に戻って庶務をこなし、一時には次の日の分の面倒な仕事まで終わらせてしまった。どうやら来週は相当宿泊人数が少ないようだ。それか団体客が大量に泊まるので予約の確認作業がほとんどなかった。

 辛抱ならずに、1時過ぎに日記をスマホで書き始めた。そこそこの時間がかかり、手帳を書く前に大浴場を清掃する時間になってしまった。

 大浴場の清掃のギリギリまで、はがきを書いた。それから大浴場に向かう。指示書の方は終わるところのようだった。

 清掃が終わって戻ると、鍵を袋に入れていた。急いでも仕方が無いなと思い、塩素濃度などを入力して、休憩に入る。休憩中なにか有意義なことをしようと考えたが、冴えていない頭で考えても仕方がないと思い二時間しっかり寝た。

 休憩から上がると調子はよかった。とりあえず持ってきたコーヒーを飲むと生ごみの臭いがした。もしかしたら入れた豆乳が腐っていたのかもしれない。捨てるのすら面倒くさく、そのまま少しずつ飲んだ。手帳の続きを書き、メモ帳にも予定を書いた。それから、太極拳套路を一つずつ書いた。先日の友人が、英語より中国語に興味があるという話をしていたので、どこまで知っているか聞きたくなった。私も一時期興味があり、四種の音程とピンインについて知っている。また、太極拳は当然中国語なので少し関りがある。私は趣味を始める時は基本的に一人なので、友人も太極拳に興味が無いか誘おうかと思ったのだった。

 朝方、とある遅番の愚痴を話していた。私が話していたわけではない。女性ほど、その嫌味な女性について相当思うところがあるらしい。私と同時期に入った人も、それが理由で辞めてしまった。

 帰宅をして、ご飯を平らげてすぐに布団で寝てしまった。食べ過ぎて苦しかったので起き上がるのがつらかった。いっそのこと寝てしまおうと思いそのまま寝た。意外なことに13時30分頃に起床した。寝てしまった後悔も少しはあったが、早く起きれたことの感動で起床できた。

 とりあえず家事をした。ごみを捨て、入浴をして、ご飯を炊き、洗い物と洗濯物をした。彼女がLINEで、今日は掃除をすると言っていたので、家事をしたことと図書館に行くことを伝えた。

 家事に成功したのは、最近禁止していた音楽を流すという行為を解禁したからである。音楽に合わせて無心で家事をこなした。二度寝をしない為に、ホテルの制服に着替えてしまった。こうすることで図書館に行かざるを得ないのだ。

 15時頃に図書館に着く。なかなか読む本が決まらない。珍しいことでもないが、本は探すより読む方が大切なのだ。私にとって大事な本は何か考え、社会保険労務士についての本が見つかったので読んだ。以前その棚、職業についての本棚に社労士の本がなかった為に探すのを諦めていたのだ。

 読み易かったのかもしれない。すらすらと読み進め、大事そうなところは少し気を使って読んだ。途中から姿勢がつらくなり、予約席を利用した。図書館の資料を使って勉強をする為の席で、勉強している風にする為読書日記を置いた。

 16時手前の頃に、明日で平日が終わってしまい、もしかしたら5月で引っ越せないかもしれないなと危惧した。5月に火災保険を払わなければならず、保険会社に電話した方が良いのか、不動産の会社に聞こうと思っていたのだ。

 腕時計を半周回して、本を読んでいてもすぐに時間が見れるようにしていた。ついに16時を回った時にふと、立ち上がってロッカーに読んでいる本を仕舞い、電話を始めた。私自身驚いた。

 通話中だったようで、SMSに送ろうと文字を打っていたら電話がかかってきた。聞くところによると、退去日は24日手前ならいつでも良くて、それ以降の予定の合う日に立ち合いをして、保険会社には連絡しなくていいそうであった。

 とりあえず面倒だったこの日のイベントは一段落したので安心して、続きを読了した。スマホで社労士の実務経験3年を達成する方法について具体的に考えた。社労士になるには試験に合格する必要がある。試験を受けるには大卒か実務経験三年か難易度の高いいくつかの国家資格に合格しているかのいずれかが必須条件になる。わたしには何れもないし、試験に合格しても、社労士に登録するために2年の実務経験か、10万円以上の実務講習を、一週間以上受けなければならない。それならば結局実務を経験してしまった方が良い。高卒で近場で社労士の補助の実務が出来る仕事は無かった。

 他に社労士の本は無いのかと、検索をして出てきた本はあまりにもうさん臭かった。その棚の付近には、社労士の資格取得意外にも、有用そうな本はいくつかあった。だが、社労士を紹介している本を読み終えたからか、そのことしか頭になかった。結局社労士関連の本も見当たらず、パンフレットなども見漁ったがなかった。その後、少し時間があったので、とりあえず予約席の札を返して、全く関係のない本を読もうと試みた。

 季語の図鑑のような本を探した。季語に関する本は詩歌に、動植物に関する本は図鑑の方にあるが、どちらも私の求めている要件を満たしておらず難儀した。検索もしたのだが見当たらず、無難な、写真付きで季語を紹介する最低限の要件を満たした本を手に取った。

 このまま帰宅をしてしまえば、読書もできず、日記も書けないかもしれなかった。しかし、もし彼女が掃除をしたがった場合、私が傍にいた方がいいように思われた。

 帰宅をすると、彼女は予想以上に掃除を進めており、申し訳なく思った。だが、日記も書かなければいけないので、掃除を中断するように促して二人でご飯を食べた。

 しばらくして、彼女は掃除に戻った。私はなかなか日記を書き始められず、三十か四十回くらい寝室に呼ばれて機嫌も悪くなっていた。

 ようやくパソコンを出してから日記を書き始めても、何度も呼ばれるので、中々かけない。それでも彼女が進めていることは正しいことなので、怒るのはもってのほかであった。

 掃除の途中で、戻すのを手伝ってほしいと言われた。時間もなかったが、少し手伝った。それから、寝室にパソコンを持って行って日記の続きを書き終わらせた。21時17分。

 最近は出勤の時間が遅くなりつつあったが、この日は40分頃に着くことが出来た。雨が降っていたので、車に出るのに時間がかかった。

 昨日直した夕食のレジのメニューに、想定していた不備が発生した。こちらでは直せないので担当者に適当にメッセージを送る。この日は特にだるくて、指示書側の仕事をのんびり終わらせていた。