じゅぬの手帳

日記。私しかわからない。あとお題。

20240319

 仕事が終わらないかもしれないときほど急いで終わらせる癖がある。この日は1時半頃には指示書も終わり細かい業務も終わらせて、日記を書き終えて先日の日中に寝れなかったせいで居眠りをしていた。

 久しぶりに休憩丸々寝てやろうと意気込んで、ロッカーからアイマスクとクッションを取り出し、休憩の2時間しっかり寝た。合計で3時間は寝たかもしれない。眠りの質も良く、思考が安定していた。

 はがきを書いた。先日の家事や引っ越しの手続きに対するお礼になった。寝ると決めていたのでバッグを持ってきておらず、胸ポケットに大事にしまった。

 フロントに立ちながら、相方が、先日の消防訓練について話しだした。私の仮眠についての暗喩であると悟ったので、消火栓を初めて使ったという話題にすり替えた。朝方、手帳を書いていたのでお客様の対応をほとんど丸投げしている。そんな事をして良いのだろうかと不安だが、書きたいのでしようがない。メモ帳に、今日のスケジュールを書いた。

 ウォーレン・バフェットという人のスケジュールの書き方を真似た。やりたい事を15個書き、その中から5個をやるという感じだったと思う。最近は、やりたい事を適当に書き出して、3個やったら寝てもいいというルールでスケジュールを作っていたのでそもそも似ていた。

 引継ぎは早々に終わり、9時からの予定を8時半からできる事が嬉しかった。スケジュールには15個全部出来るように書かれていた。食事とか、睡眠とか、当たり前のことを書いていたからだ。米津玄師の音楽を流したらうまく時間が進んだ。洗濯とか入浴とか、そういう基本的な事がうまく運ぶと業務の方も上手く行くような気がする。経験則と言えようか。

 10時頃、図書館に向かうところで電話がかかってきた。ホテルからだったので、行き先を変えてホテルに向かったが、行くほどの事でもなかったのでついでに業務スーパーに寄りグリーンオリーブを4種類購入した。

 図書館についたらまず、パソコン席を借りて、名刺を再入稿した。その後、看板にするデザインの印刷方法やデザインの原案などを考え、それで満足してパソコン席の札を返した。ついでにロッカールームに立ち寄ると、ビジネスバッグが丸々入る事を知り、そこに手荷物全てを預け入れて読書をすることにした。時間は昼前だ。読んだ本は確か、学び直したい人のための大人の「独学」法、的な題名であった。自己啓発書であった。そういった類の本は思い返せば読んだことはあったが、文章を書くようになったからか、誰でも書けそうな内容が逆に親近感が湧いた。

 読者ターゲットは私のような「勉強」という言葉を盲信している人で、それもあって非常に読みやすかった。私の実践していることも含まれていて、それを拡張したかのような内容が、読みやすくも少しは参考になったかと思う。理想論が含まれていない事も良い点である。

 じゃあ結局のところ何が為になったの?と聞かれると答えはスラスラと出てこないような、一見浅い本であった。しかし先程言ったように実践していること、特に物事の時間を管理したり、終わりの見えない事は避けたりというのはより自信がついた。未だにしっくりこない、何時間読むというより何ページ読むなどの内容で予定を組むとか、アウトプットをするとか、師匠を作るとか、そういう事も知識として頭に入ったので、腑に落ちたときに実践してみたいとは思う。全223ページに書いている内容の大体を説明できるが、これが独学の方法か?と聞かれれば全然違うと言えるだろう。所詮、作者の書きたかった文章で、私個人の為に、私の目的の為に書かれた文章では無いのだ。騙されたような感覚になるのも致し方ない。作中に、一部分を熟読するという方法が紹介されていた。自己啓発書には退屈な部分はどうしてもあるが、退屈でない部分について深く知るべきであると概ね同意した。

 読み終わりは大抵、高揚感とともに押し出されるようにして読み終わる。これも作中に書いてあるように、自分にはあまり関係がない内容であるからだろう。ロッカーから、無印良品で買った使いにくい日記を取り出した。ポケットの手帳から万年筆を取り出し、初めてその日記に文字を書く。読書日記として運用すると確定した瞬間であった。分量に反して読み終えるのは文庫本の二倍ほど早く終わった。

 14時半前に家についた。布団を整えて家を出たので、すぐに眠りにつく事ができる準備はできていた。結局寝たのは16時頃で、18時半から19時半まで起床して、21時15分頃に再度起床した。彼女が18時頃に帰ってきて、私がはがきを渡すとたいそう喜んだ。喜んで写真をとって、Twitterにアップロードしていた。実質的に、ホテルでの仮眠の時間のほうが家で寝る時間より長くなったのだから面白い。

 事務所に入った瞬間、トイレの水栓レバーの直し方と、朝方に受けた予約カードの書き方について聞かれてしどろもどろになった。引継ぎが終わり、適当なタイミングで直しに行ったら30分以上かかった。